2014年03月16日

台湾のネコ村でネコづくし+ワン

先日、ネコ好きの聖地、台湾の猫村:侯硐(ホウトン)へ母と行ってきました。
台湾好きな人たちにその理由を聞くと、以下のことが挙げられるかと思います。

・食べ物が安くて美味しい
半年間のダイエットが今回の滞在4日間で高速リバウンド\(^o^)/

・人が優しい
東日本大震災後、台湾からの多くの義援金は記憶に新しいところですね。今回も道に迷えば「どうしたの?どこに行きたいの?」とたくさんの人から声をかけてもらいました。慣れない異国では誰もが3歳児。そんな外国人を放っておけない、性別年齢問わず母性あふれる方が多いのかもしれません。

・ゲイスポット、ゲイシーン
この理由は私含む一部の人たちだけかしら?毎年10月に行われるアジア最大のプライドパレード、西門地域、同性婚法案可決間近?など。台湾のゲイ情報はMAGというサイトなどを参考にどうぞ。たまにレズビアン系情報も。

・ネコ好き天国 ←NEW
猫カフェ発祥の地も台湾のようですね。

今回、村自体が自然のネコカフェと化している台湾の猫村:侯硐へ初めて行ってきました。

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侯硐駅に着くなり、全面猫推し。千葉のネズミ王国と同じくらい台湾のネコ村にも夢がありますね!駅前の売店のおばちゃんも猫耳つけてました。まさに夢の国。

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※イメージ画像です。ペコさん(仮名)53才(推定)

侯硐は千と千尋の神隠しの舞台モデルとも噂される九份のすぐ近くにあります。ノスタルジックな九份も確かに素敵だったのですが、ノスタルジックなら侯硐も負けていません。かつて炭坑の町として栄えた廃墟があったり自然も豊かで、そんな風景の中に自然に猫が溶け込んでいるのですね。

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村の大黒柱としての自覚かどの子も逃げたりしない堂々とした接客ぶり

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堂々とした接客ぶり

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食べ物よりネコ

そして、ネコだけではありません、+ワンもおまけについてきます。

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なぜかみんな眠そう・・・

本当にどのネコも+ワンコも人懐っこくてとても可愛い。大自然の中でネコセラピーに浸れる村ですね。しかしここ侯硐には最近問題もあるようで、猫捨て村にされたり大量の猫の治療費や養育費も大変らしいです。猫村でお土産を買ったりすることは猫たちを助けることにもなるかもしれませんが、猫村で遊ばせてもらったらそこで猫募金とかできるしくみにならないものかなー、と思いました。

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お土産のポストカード

観光客はみな静かに膝にネコを乗せて読書したり撮影したり思い思いの時間をゆっくり過ごしていました。
台湾旅行でエステやマッサージをする人も多いと思いますが、私はまた猫村でのネコセラピーに行きたいと思います。
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2014年02月02日

中野のスクウに巣食う仲間たちに会ってきました(里親になりたいLGBTも注目ですね)

ずーーーっと行きたかった中野のスクウに行ってきました。
動物保護に力を入れていて、保護犬猫に会ってふれあうこともできるトリミング&バール(カフェ?)。

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お酒や動物用フードもありました

私がスクウを知ったきっかけは、動物保護団体の譲渡条件に「単身者・同棲カップル・高齢夫婦不可」等があるところが多く、レズビアンは独身でも、カップルになっても(結婚できず)、そのまま高齢になっても一生里親にはなれないってことかしら(泣)ということをTwitterで呟いたところ、こんなとこがあるよ!と紹介して頂いたのです。

スクウのサイトには以下のようなことがさらっとさりげなく書かれています。

スクウでは飼育放棄や、保健所に連れて来られた犬猫達の新しいお家を探しています。
応募条件は『責任もって終生可愛がって下さる方』
結婚などを条件にせず、LGBTの方々にもこういう子達に目を向けて欲しいと考えています。


これなら結婚という制度を利用できない、選択しない様々なカップルも、毎日きちんと帰宅してお世話できる独身者も里親になれますね!
二度と可哀そうな目に遭わせたくない保護団体が譲渡に厳しい条件を設けるのは仕方ないとはいえ、世の中にはこうした飼える条件の整った人が里親を諦め、そのまま保健所で殺処分となる動物たちがいるのはとても残念なことだと思います。

ということで。
私たちもいつかペット可の住居に引っ越した暁には、スクウのようなところから新しい家族を迎えたい!とドキドキしながら行ってきました。
もしかしたら運命の子に会って引っ越さなくてはならなくなるかも!?なんて妄想してお店の扉を開ける瞬間のドキドキは、初めて行った時のビアンバーを思い出しました。

開けた途端、大きなワンコ(実は生後四ヶ月)の茶渋さんに体当たりされ早くも昇天。
可愛すぎます。
茶渋さん、私たちの座ったテーブルの後ろの方でいきなりオシッコするある意味ハプニングバー的なことが起こりましたが、横のシーツからちょっとズレちゃったようです。ドキドキ。

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10kg以上ある茶渋さん

後から来た一時預かりの子やお客さんの連れてきた子などを含めると、この日は総勢犬4匹、猫2匹が同じ空間にいました。
ワンコたちは、誰かお客さんが来ると一斉に「誰?誰?」と扉を凝視するのですね。
一昔前のビアンバーを思い出しました(2回目)。
でもワンコに一斉に見られるのはうれしいものです。
お客さんも老若男女関係なく色んな方がいて、常連さんが多いようでしたが排他的な感じはせず動物を介して自然に話ができる雰囲気がとても心地良かったです。

お店の方も動物たちの説明を親切にしてくれます。
「グロいの大丈夫ですか?」と断りのあった上で、里親募集中の美猫初雪さんが保護された当時、首が切れている写真を見せて頂き脳内絶叫。
今はとてもそんな怪我が想像できないほどふくふくとした可愛らしい姿に目頭が熱くなりました。

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赤いソファに映える初雪さん

こうした動物たちの保護にどれだけの労力と時間とお金がかかるかと思うと頭が下がります。
「老犬、噛み犬、問題児も安心のトリミングサロン」を謳う頼もしいトリマーの方は、余談ですが見た目も声もかっこ良かったです。ドキドキ。

いつかきっとうちにもお迎えする!そう心に決めて、彼女と友人と共にスクウをあとにしました。
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2014年01月19日

彼女と2人、人生旅行

年越しを短い小股で跨いで、彼女と2人香港とマカオに行ってきました。

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本当に久しぶりの彼女との2人旅。多分、2010年の北京旅行以来です、2人きりは。

2人旅は、2人の人生の縮図のようですね〜。
相手の色々な面が見えるし、何か起きた時、2人でどうやって乗り越えるかわかる。
成田離婚があるのも頷けます。やっぱり新婚旅行は結婚前に行くべきですね。
今回、成田離婚してやるわ!って叫びたいほどの騒ぎはなかったものの(その前に私たち日本で結婚できなかったわ!)、小さなトラブルがいくつかありました。

●トラブル1
予約していたダブルベッドのバラバラ事件(ツインでした)
⇒チェックインのとき、なんとなくそれを確認されている気がしたのですが、アーハー?とか適当に頷いていたらこのザマです。女性2人だし「ツインがいいですよね?」といらない気を使ってくれたのかもしれません。英語でも中国語でもいいから「私たちレズビアンです!(のでおかまいなく)」とひとこと言えばわかってくれたかもしれませんね。結局、「いいよもー。旅の時は疲れるから別々で寝よ」という彼女の一言で老婦婦のような夜の生活となりました。

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ラブホテルみたいなホテル(ただしベッドはツイン)

●トラブル2
無計画。
⇒私が香港は3回目(と言ってもプライベートでは初めて)ということもあり、彼女は私におんぶにだっこ状態。なにこれ、幼児プレイですか?しかも「ちゃんと道調べておきなよ!」とかすぐ文句言うマイベイビー。私たちの人生設計も昔からわりと私の方が立てているように思う。

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香港で真っ先に我々を迎えてくれた看板

●トラブル3
大行列。
⇒中華圏なので春節の方が盛り上がるかと思いきや、香港は正月もすごい人人人!どこ行っても何しても行列!そういえばビクトリアピークまでのトラムに並んでるとき、後ろに少女時代風な女性2人がずっと韓国語で話していたので油断して日本語で割とレズレズしいこと話してたら突然流暢な日本語で「タクシー拾って相乗りしませんか?」と話しかけられてびっくり。トラムに乗りたかったので断ったのですがドキドキした思い出が。行列続きには疲労困憊しましたが、こうした行列に巻きこまれてるときも、普段通りのタチ気質(?)を発揮して彼女は必ず重い荷物を持ってくれ、自分は立っても私を座らせてくれる。幼児プレイも帳消しになりました。

●トラブル4
タクシーにフラれ続ける。
⇒自力で何とかマカオの中心街まで行ったものの、帰りのタクシーが全く捕まらない。明らかに客乗ってないのに乗せてくれない。もしや私たちが日本人だから?レズだから?(被害妄想)フェリーの時間に間に合わなかったらどうしよう。仕方ない、歩こう。ということで、ひと気のない海沿いをひたすら彼女と歩き、お金出しても「観光ツアーにすれば良かったね」と反省。

そんな感じで思い返せば大したトラブルではないんですけど。マカオの帰り道、日本ではつなげなかった手もつないで、日が暮れていく海沿いを歩くその間、なぜか私の頭の中ではかの名曲「なんでもないようなことが〜幸せだったと思う〜」がよぎった気がしたんですが、それはトラブルではなく虎舞竜(寒)。ずっと流れてたなら十三章くらいまで流れたと思います。とにかくそのくらいひたすら長いロードを彼女と手をつないで歩きました。

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大混雑のネイザンロードで年越し

これからも2人で手をつないで歩いて生きていこうと思います。
今年もよろしくお願いいたします。

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2013年12月13日

TokyoSuperStarAwards2013

今年で4回目となる“LGBT カルチャーにスポットを当て、人種やバッググラウンドの違いを乗り越え、社会とLGBTの 架け橋となったスーパースターを讃える”Tokyo SuperStar Awards2013に今年も行ってきました。

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毎年のことながら、私ここにいて良いのかしら・・・という会場に漂うゴージャス感が。
2013年の受賞者・団体はTSSA2013REORTを見て頂くとして、日本で誰もが知る有名人や世界のスーパースターが、実際に会場には来られなくともビデオメッセージを寄せてくれたりするのがすごいですね(今年はメディア賞の爆笑問題など)。

海外賞を受賞した、『プリズン・ブレイク』で知られるウェントワース・ミラーからのメッセージもあり、MCの東小雪さんが朗読しました。彼も若いころは自殺を考えたことがあるそうです。
俳優として世界的に成功した後のカムアウトは、彼にとってどれだけ大きな決断だったか。カムアウトする必要なんてないじゃないかと言う人もいたことでしょう。それでもロシアの同性愛プロパガンダ禁止法を理由に同国映画祭への出席拒否をきっかけとした彼のカムアウトは、同じように悩む世界の若者をどれだけ勇気づけたかわかりませんよね。レディー・ガガなど支持者の言葉も大切ですが、当事者の声というのはまた別の重さがあると思います。
その意味で、授賞式の前に講演されたEYの最高責任者ベス・ブルックさんの当事者としての話は胸を打ちました。彼女はカムアウトする前にLGBTの少年少女の自殺防止を訴えるキャンペーンのオファーが来たとき、自分自身がカムアウトをするかどうか悩んだそうです。TSSAにはパートナーの女性も同行していました。

本当なら大きな決断のいることではなく、もちろん自殺を考えるようなことでもない世の中であることが理想です。しかし残念ながら今はそうではない。そんな中、カムアウトをしたスーパースターを盛大に称賛するイベントは、彼らにとっても大きな心の支えになるのではないでしょうか。

いつか表彰されるようなことではない、何でもないこととなる世の中になりますように。
マイノリティであることで悲しい思いをする子供がいなくなりますように。

もう1つ、TSSAの1番すごいところは収益金のすべてを寄付していることだと思います。
今年はクラウドファンディングという形をとって、子供たちの支援をしています。

★「未来を担う子どもたちを支援する」クラウドファンディングプロジェクト
https://readyfor.jp/projects/TSSA2013
2013年12月16日(月)まで

寄付先の1つである劇団の被災地の子どもたちもステージに立っていました。
TSSAは子どもから大人まで真面目に楽しめるイベントだと思います。
私もいつか親を連れて行ければと思います。

★過去3回のTSSA日記
・2010年12月06日 都庁で開催『LGBTアワード』
・2011年12月10日 Tokyo SuperStar Awards 2011
・2012年12月03日 Tokyo SuperStar Awards 2012 感想
posted by bianca at 07:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2013年12月02日

駆け落ちすればいいじゃない

レズも走る師走、皆様お忙しくお過ごしでしょうか?

私はYoutubeで台湾ドラマ『ニエズ〜Crystal Boys』 見て号泣しています。
語学のためという建前で見始めたのですが、これがすごいドラマでした。
「ゲイ版おしん」のような主人公がひたむきすぎてね、ううぅ。

台湾で連ドラ放送されたこのドラマは1970年代の台北、ゲイが集う公園(ハッテン場?)を舞台の中心に様々な物語が展開するのです。すごいですよね、こんなドラマが公共放送されるなんて。しかもたくさんの賞を受賞したそうですよ。
毎回ドラマの冒頭で、ゲイバレした主人公が父親に家から叩き出されるシーンから始まる、決して明るいドラマではないのですが、家族や友人との心打つエピソードも随所にあるのです。
と言ってもまだ10話(全20話)くらいまでしか見てない上に中国語字幕なので、わからないところは得意の妄想で補っているため、日本版DVD(約3万円・・・)をいつか買って見たら違う物語に震えるかもしれません。

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このために父親から追い出されることとなった主人公。
この場面に至るまでの経緯や動機がとても切なく美しく描かれていました。


先日見た回では身分の差があるカップルが駆け落ちするシーンがありました。
人の良さそうな坊ちゃんが不良っぽいイケメンの手をとって「逃げよう」と家族の目前から走り去るシーン。清々しいほどベタな展開ですが、現実には難しいことですよね。

私がこの回を見た翌日に受けた中国語の授業内容が「結婚」でした。
具体例として挙げられた先生の従姉が29才で周りが焦って金持ちな男を紹介するが気に入らず、ようやく自分で見つけてきた男は貧乏で大反対されていると。

そこでまだドラマ世界に半分浸かっていた私は「駆け落ちすればいいじゃない」と能天気に言ってしまいました。すると先生(中国の大学生)は「それはあまりに子どもっぽい!そんなことできるはずがない」と言ってましたね。

なるほど。

家族のために自分たちの気持ちを捨てることが大人だとする見方。
自立した大人同士なのだから家族から離れて2人生きる道が大人だとする見方。
色んな見方がありますね。

私は家族を説得して理解を得て彼女と一緒に生きる道を選んだ。
私の彼女は長い時間をかけて家族に認めて(諦めて?)もらう道を選んだ。

もし引き離されるほどに大反対されていたら、私はやっぱり駆け落ちしていたと思う。
駆け落ちして幸せになれるとは限らないけれど。
そしてそれが正しいとも思わないけれど。

家族のために結婚して誇りをもって生きるのも1つの生き方だと思う。
陰で本命の人と会い続ける道もあると思う。
ただ中国では現在、「同性愛者の男性を夫に持つ妻の会」が実際に存在するのです。

●「夫は同性愛者」が1600万人!?報われぬ愛に涙する女性たち

自分の道を捨てて家族のためにした立派な結婚のはずが、新たな犠牲者を生む場合もあるのよ。


ということを先生に話せるだけの語学力を身につけるのが、まずは私の目標です・・・。
posted by bianca at 23:17 | Comment(359) | TrackBack(0) | 日記

2013年09月05日

LUSHのロシア「反同性愛法」反対キャンペーンに行ってきたお昼休みのこと

あまり大きな声では言えないのですが、私はお風呂が嫌いです。
入りますよ!(人と会う前は)。
でも苦手です。どうしても嫌。しずかちゃんとか信じられない。
そんな風呂フォビアを克服すべく、私は色んなものに手を出しています。
努力はしてるのです。
ボディショップとかラッシュとか、ロクシタンはちょっとお高いけども、とにかくお風呂が楽しくなるような入浴剤やその周辺グッズを揃え、自分をなだめすかしてお風呂に入れています。やれやれ。


どうでも良い前置きが長くなりましたが、英国コスメのLUSH、こんなキャンペーンを実施してるのですね。

「ロシアの反同性愛法に反対します」
http://www.lushjapan.com/contents/supportrights/index.asp

ネット署名のほか、顔や腕などにピンクトライアングルを描いてSNSで投稿し意思表示すること、また“キャンペーン期間中にラッシュのショップに立ち寄ってスタッフに声をかけてくれれば、一緒にEmotional Brilliance『信じる気持ち』で△を書けます”とのこと。

これはちょっと行っておこうかしら、と。
カムアウト済みの同僚につきあってもらい、昼休みに職場近くのLUSHへ行ってみましたわ。

LUSH内にはどこにもそんなキャンペーン中とは書いてないし、さてどうやって切り出せば良いかしら?
LUSHの店舗ってたくさんあるけど(全国約145店舗らしいです)、店員全員にこのキャンペーンのこと行き届いてるのよね???
入店したばかりのアルバイトの子に「えっ、ゲイのキャンペーン???」とか言われたりしたりしたら・・・
それより、レズキターーーーーーーー!とか思われるかしら?
などと、自意識過剰な緊張が走ります。

ほどなく可愛らしい店員さんが接客に来たので、スマホ画面を見せながら「このキャンペーンに参加したくて来たのですが」と見せると、すぐにわかってくださり「若い人でも政治に関心をよせるのは良いことですよねー」と決して若くない私の腕をとって▽を描いてくれました。
落ちにくいようにパウダーもはたいてくれました。
そして店員さんの方から、一緒に写真撮っても良いですか?と言われ、店員さんもその場で描いたマークと一緒に撮影。

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何も買わなくても全然かまわなそうな雰囲気でしたが、こうしたキャンペーンを実施していることに敬意を示してパワーマスクを買いました。

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店員さんに掲載許可頂きました!

同行してくれた同僚に「なんでピンクトライアングル?レインボーではなくて?」と聞かれました。
ピンクトライアングルはホロコーストで強制収容された同性愛者につけられたマーク。
私は映画『ベント −墜ちた饗宴−』を見て初めて知ったんだと思う。
この映画、収容所の中でお互い体に触れることなく愛し合うこともできるんだと、学生時代の私にはラブストーリーとしても衝撃的でした。

このような歴史が繰り返されないためにも、「反同性愛法(同性愛プロバカンダ禁止法)」というおそロシアな法律は見直して欲しいと思います。
posted by bianca at 23:52 | Comment(154) | TrackBack(0) | 日記

2013年05月20日

貴女の理想と私の理想

比留間久夫の小説『HAPPY BIRTHDAY』は、女嫌いのゲイとつきあっているけれど、本当は自分自身が女性になりたいと願っている少年の葛藤を描いていた。友人・知人のレズビアンにも、相手もレズビアンだと思っていたけれど、心の中は男性だったようで胸を取ってしまった、という話を割とよく聞く。

相手の理想とする自分と、自分の理想とする自分が食い違ったとき、あなたはどうしますか?

なんていう、シリアスな問題と一緒にしては怒られそうだけども、実はちょっと私も心配していることがあるんです。私の彼女は、ぽっちゃり好きです。まるまるした外見の女の子が好きみたいですよ、歴代の恋人の写真を見ても(って失礼かしら)。理想は柳原可奈子ちゃんだそうです。
先日美容院でCanCamをサバ読みしてたらば、今はぽっちゃりを「ぷに子」と言うらしいですね。「ぷに子」の着こなし術!みたいな感じで明るく肯定的に書かれてましたよ。出会い掲示板とかでも使ってみてはいかがでしょうか?
そんなぷに子好きな彼女と長年つきあってきたおかげで、元はアンガールズ体型だった私も愛情とともに身体もどんどん育ち、今は立派なぷに子の仲間入り。彼女も喜んでめでたしめでたし・・・

って、いや待って?
もし私自身もこれで良いって思うならこれで良いんだと思う。
世間の審美眼の押し付けなんて糞です。
エレン姐さんも怒ってた噂のアバクロも別に着なくていいです。
でも、私はやっぱり痩せたい。引き締まった体にどうしても惹かれてしまう。
私がもしスレンダーになったら、フラれてしまうんだろうか?愛は壊れるんだろうか?

そんなことを悶々と考えながら、最近会社の帰り道2駅分をウォーキングしています。
これはかなりダイエット効果ありそうです!
ただ、高速道路の下を延々と歩かなくてはならないので、鼻毛が伸びそうなんです。
って前回に続いてまた鼻毛!もう、レズビアン日記じゃなくて、鼻毛日記にした方が良いかもしれませんねこのブログ。

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なんかすごいタイトルのジャケット見つけちゃった・・・




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2013年02月27日

同性結婚式に思うこと

結婚式のご祝儀はカツアゲだと言っていたのは誰だったか、かつて私もそう思いたくもなる時期がありました。三十路直前20代後半の駆け込み結婚式ラッシュ、あの時期は本気でこのままではご祝儀貧乏になる、もう結婚式なるものに誘われませんように!と密かに祈願したものです。

しかし、今の私には心底楽しみにしている結婚パーティが2件あります。
この心境の変化は何か?当時に比べれば経済的に余裕ができたから?

違うんです。2件とも、女性同士の結婚パーティなのです。
あらやだ、これはノンケ差別!?
もちろんノンケの仲の良い友人の結婚式に行けば無条件に感動して涙してしまう自分がいました。が、やはり事情を知らない人から「次はあなたね!」などと言われて複雑な気持ちになるのも結婚式でした。
友人の幸せを祝福したい気持ちはあるものの、幸せのおすそわけと言いながらご祝儀をカツアゲされ、同性を愛して生涯のパートナーとしたい私にそのおすそわけは永遠にやってこないだろうなと。
こんな複雑な気持ちにさえならなければ、元来お祭り好きだし、おめかしして遊びに行くのも好きだし、美味しい料理もコスプレ的な花嫁衣装を見るものお涙頂戴リアルドラマを見るのも好きなので、誰かの誕生日パーティに呼ばれるような気持ちで参加できたと思う。

で、そんな複雑な思いにもならず、しかもダブルウェディングドレスという見た目にも萌えられる女性同士の結婚パーティは今の私にとってとても楽しみなイベントなのです。実際日本では結婚ができるわけではなくとも、2人のセレモニーのため、という意味では私も彼女と3年前にカナダで2人で挙式しました。Happy Day Weddingsさんの協力と、カナダ在住のレズビアンカップルが1組来てくれた式でした。帰国後に友人たちがプロデュースしてくれたパーティも一生忘れられないものとなりました。
あの思い出と感謝をもう一度体感したいという意味でも、楽しみなのです。

パートナーが異性だろうが同性だろうが、同じ権利が守られるのが当たり前の世の中になってほしい、そう思ってます。

が、もし同性挙式が当たり前になって、珍しくも何ともなく同性婚ラッシュが始まって月に3回もご祝儀が飛んでいくようになったら、また「やめてー」と思う時が来るかもしれない、と、チラッと矛盾することも脳裏をよぎり寒くなりました。

その方法が合ってるかどうかわからないけれども、今の私にとって同性挙式参加はプライドパレードのような意味合いの応援・祝福もあるのだと思う。例えばベトナムがアジア初の同性婚が認められる国になりそうというニュースは、同性挙式をするカップルたちの影響が大きかったそうです。本体なら単純に2人のプライベートな愛を祝福する場であるはずなのに、そうした意味合いから参加している自分もいると思う。
先日、出産に立ち会わせてもらった幼馴染が私の結婚パーティで「同性同士の式とかそういう意味があるのかもしれないけど、私にとっては親友に将来を共にしたいほど大切な人ができたことがただ嬉しい」と泣いてくれた。
私もそんな単純な気持ちで友人の結婚式に参加したいし、それ以外の希望や期待を負わせながら参加するのは2人の負担になるかもしれないな、と思う。

思うが、やはり同性挙式にそうした希望を寄せずにいらレズ。。。
ああ、私の煩悩よ。

そういえばTwitterのRTで知ったのですが、最近サンリオ・ピューロランドで同性挙式があったそうですね!い、行きたかった!(って友人でもありませんが)なんて楽しそうなの。なんて萌えるの。
お写真を拝見すると淡い水色とピンクのダブルウェディングドレスにサンリオの何かがいっぱい祝福していたよ。
そしてもうすぐ、あのお2人がディズニーで挙式されますね!ミッキーだってダブルウェディングドレスの2人を祝っちゃうよ?!

海外ではマクドナルドで挙式とかドライブスルーで挙式とかその方法もバラエティ豊かだとか。
そこで、私がこれから挙式する方たちへ挙式場所のリクエストです。

歌舞伎町のロボットレストラン
巨大ロボットに乗った花嫁×花嫁。大量のセクシーガールズたちが祝福の舞をするのです。

◆ 銀座のフーターズ
ジャンクフードに囲まれた底抜けに明るい花嫁×花嫁。大量のセクシーガールズたちが(以下同文)

いかがでしょうか?
結婚式なんて誰かの自己満足なのだから、参加する方も楽しませてもらいたいですね。
そして、誕生パーティくらいの気軽さで楽しみたいものです。




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2013年02月13日

マッチ売りの・・・

ああ、寒い寒い、もう一生春なんて来ないんじゃないかって思うくらい寒いですが、大丈夫、春は来ますよ!!
そんな風に自分に言い聞かせ、ダウンコートにニット帽にマスクという銀行強盗のような装備での会社帰り、「お見合いパブ」なるキャッチに遭いましたよ。女性は無料でお酒が飲めて男性を選べるとのことですが、下戸でレズの私には何一つメリットが見つからない。そもそもなぜ銀行強盗に声をかけた?
この寒さでお兄さんやけになって数打ちゃ当たる状態だったのかしら。真冬のキャッチの仕事はそれは大変ですよね。

そういえば最近二丁目の路上でも「ゲイバーいかがっすか?」と声をかけてくるギャルっぽい男がいるわよね?友人が「うちらレズなんで!」と言ったら「俺もゲイなんで!」とキレぎみに答えてました。

私も学生時代、美容室のチラシ配りをやったことがあったけど、誰も受け取ってくれなかったなぁ。受け取ってくれたのは何往復もしてごっそり持って行ってくれた友人くらい(時効かしら)。そもそも当時私は変なオカッパだったし、なぜあの美容室は私を雇ったのか謎。
とにかく寒いし誰ももらってくれないしで心が空しくなったとき、私は自分をマッチ売りの少女だと妄想して頑張っていましたよ。つらいときはイメトレで乗り越えることをオススメします。

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キティさんは親の借金のためマッチ売りも※

※ソース→ 【祝】 キティさんがコラボしまくった結果、サンリオが無借金企業に

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キティさん燃やし過ぎ・・・

気が付くとまたキティさんの話題よ。
そうそう、最近キティワールドというゲームを始めたのですが、遊び方がわからずお花でこんなメッセージを描いたりしています。

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そして友人のところに遊びに行ったら女女苑を作ってくれていて感激!

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って本来の遊び方じゃないわよね?
でも、いいんです。
人にはそれぞれのゲームの仕方があって、それぞれの人生の歩み方があって、一般的なルールに外れてたっていいと思うのですよ。

一度きりの人生に、あなただけの、私だけの花を咲かせましょうよ。



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2012年11月05日

モテたくてモテたくて〜アンはアン現象〜

先日TwitterのRTで回ってきた女装家キャンディ・ミルキィさんの画像があまりにお変わりなくて。

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画像お借りしました

中学生のときから原宿でお見かけし、大人になってからはLGBT系パレードでお見かけし。
いつの時代もミルキィさんはミルキィさんで、ブレないなぁと思いました。

そして突如、小学生のときにいがらしゆみこ氏の『アンはアン』という漫画が好きだったことを思い出しました。多分『キャンディハート(トランプ)キャンディ』より好きでした。
うっすらとしか覚えてないのですが、ボーイッシュでかっこいいBOI(今風に言ってみました)が主人公でした。

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あなたはどっちのアンが好み?

両親が離婚した主人公のアンは、ニューヨークに住むフェミニストの母親の前では短髪ボーイッシュになり、田舎の古風な父親の前では長い髪のウィッグをつけて可愛らしい少女になるのです。
それは外見だけではなくて、中身の性格もガラッと変えて演じてみせる。
両親に好かれたくてひたむきに頑張るいじらしいアンに心を打たれたものです。
でも、結局「本当のアンはどこにいるの?」というところから自分探しの旅が始まったように思います。

私は女の子が好きだと意識しだした時、女の子にモテたくてボーイッシュな格好をした時期がありました。
全くモテませんでしたけど!
そりゃそうですね。ボーイッシュでモテる女の子はモテたくてそうしてるわけではなくて、スポーツやってたり、自然とそうした男前オーラがある人ですものね。
で、二丁目あたりのレズビアンコミュニティに出ていくと、逆にフェムフェムした人がモテる傾向に。
フェムオフに潜入すべく無理やり女っぽい恰好をして慣れない女装子になってるBOIさんもいますね。
いつもはオネエぶっこいてるゲイ友が、好きな男の前では頑張ってオラオラしているのを見たり。
これらはみんな「アンはアン現象」なんだろうなー、と思うのです。

そこにいくとキャンディ・ミルキィさんってブレないですね(話が戻った)。
自分が本当にしたい恰好、女装を貫いてる。まぁ、普段のキャンディさんを知ってるわけではないんですけど。少なくともモテ願望よりは自己表現を貫いてらっしゃるのではないかなぁと。
私も人の視線や好みに必死に流されるのではなく、自分の本当にありたい自分でいたいなと思うこの頃です。

余談ですが、いがらしゆみこ氏の息子さんは「男の娘」でしたね。

・「母は嬉しいです!」 いがらしゆみこさんの息子が“男の娘”になっていた件

さすが80年代に「アンはアン」の世界を描いた漫画家さんだけあって理解があって素敵なお母様です。


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2012年10月01日

【告知】「女子大生による性(Sex/Sexuality)」シンポジウム

レズビアンブログ、特にカップルブログの醍醐味はその性の赤裸々さじゃないですか?
もっと2人の赤裸々な話を読みたいんですよっ!と、ある人に言われたことがありました。
なーるほどそっかー、とその時妙に感心したのを覚えています。
うちはレズビアンブログだけれども赤裸々さゼロ!糖分控えめなんですね。

しかし広義の意味での性的な話が女性にとってタブーであり続けたならば、「レズビアン」の存在はきっといつまでたっても表には出て来なかったですよね。今でもゲイよりレズビアンが可視化されないのはここにも問題があるかなと思います。

もちろんレズビアンだからといって性的なことばかりではなくて、それは生き方でもあり生活スタイルでもあり。
昔カムアウトしたノンケ男性に「女同士でつきあって何するの?」と聞かれたことがあります。
「女友達との違いって何?セックスしてるかどうか?」と。あなたにとってのパートナーと友達の違いはセックスしてるかどうかだけなのかしら?と逆に聞きたかったけれども。

そんなこんなであまりまとまらなそうなので無理やりですが〜→
性に関する興味深い案内を頂いたので紹介をば。

◆チラシはこちら
1006-poster.pdf

●○●○●○●○●○●
「女子大生による性(Sex/Sexuality)」シンポジウム

【日時】10/6(土) 13:00開場、13:30開演
【場所】東京女子大学 
 23号館1階23101教室(最寄駅:JR西荻窪駅、JR・京王井の頭線吉祥寺駅)
【参加対象者】
■トークショー
 ・年齢/セク/性別不問
 ・「性」を通して多様な生き方知りたいと思っている人
■グループワーク
 ・'女子'限定
 ▼本シンポジウムにおける'女子'
 :性自認・身体的性・社会的性・性表現いずれかにおいて、生きていく過程で女子として自身を捉えた/捉えられた経験のある人
【コンテンツ】
■トークショー(90分)
 ゲストをお招きしててクロストークの形式で講演を行います。
 ▼ゲスト
 お招きするのは、日本初の女性だけで経営する女性向けアダルトグッズショップ『LOVE PIECE CLUB』代表北原みのりさん他・・・
■グループワーク(45分)
 事前申し込み制で定員先着30名。
 同会場(別室)にて、トークショー後に学生ファシリテーターをおいての実施となります。
【企画背景】
 セックス、セクシュアリティに関するポジティブで多様な生き方の情報を得ることで、'女子'自身が生きやすい方法を選択できるのでは?
「性」を否定しなくてすむことで、自分の体をもっと好きに、もっと大切にできるかもしれない。
 人との関係をもっと大切にできるかもしれない。
 そんな’女子’大生の想いから始まった企画です。
【参加方法】
 下記URLより応募フォームでの申込(無料)をお願いいたします。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/0a63dbd4213349
【主催】
 ・東京女子大学 セクシュアリティ研究会
 ・東洋英和女学院大学 かえでの虹多様な性とジェンダーを考える
【提携】
 ・東京大学UT-topos
●○●○●○●○●○●


今回の「女子限定」における「女子」の定義が良いですね(突っ込まれなそう)。
たまには私もこうしたシンポジウムで四角い頭を丸くしてきたいと思います(日能研)。
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2012年09月24日

台北レズビアンの歩き方

ララ〜ララ〜ララ〜ララ〜♪♪♪

中華圏でレズビアンを指す言葉は、拉拉(ラ〜ラ〜)とか拉子(ラ〜ズ)とか響きが可愛いですね。
踊りだしたくなります!

今回の台湾旅行はゴクミちゃん(仮名)の恋人であるこうちゃんのおかげで初めて台北のレズビアン系クラブイベントに行くことができました。台湾人のこうちゃんの日本語力はブログ『IFの事』を読んで頂ければわかる通り、日本語を母国語としている自分が恥ずかしくなるくらいよ。
今回、私が教えてあげられた日本語は「連れション」だけ・・・。


◆ 台北レズビアン&ゲイナイトクラブ
TWIICE Night Club
場所:台北市金山南路二段222號
MRT古亭駅5出口まっすぐセブンイレブンの近く

twiice2.JPG

1階がゲイ、地下がレズビアンと分かれているようです。が、地下にもゲイらしい方々も来ていました。昨年できたばかりのようで、中華風の店内はとても綺麗。
この日は500元(約1300円)で飲み放題(+ボックスソファー予約代)でした。

twiice.JPG

ボックスソファー席がいくつもあり、とにかく広い。そして若い・・・
フェムとボイの割合は半々くらい?モデルのような女の子が3人のホスト系ボイを引き連れていたり。ソファー席の団体客、カウンターで1人飲むボイなど。

夜は眠くなる年寄り健全な私たちは12時前には帰ってしまったので、交流と言えばカウンターでコーラを頼むときその発音の悪さからかイケボイ店員に「どこから来たの?」と聞かれ日本だと答えると「ようこそ!」と言われたことと、トイレでロングヘア&ショートパンツの若フェムに「ここまだ入ってるよ」と言われたことくらいでしたが、若い台北拉子たちの熱気を毛穴から吸い込んで台湾エステと同じような効果があったように思います(後日実際に台湾エステも行きましたが、毛穴の汚れを強引に掻き出すなかなかドSな施術方法でした)。


◆ 台北レズビアンショップ愛之船拉拉
場所:台北市羅斯福路三段240巷11號

lala.JPG
閑静な住宅街に佇むレズビアンショップ

近所の子どもがおもちゃ売り場と間違えて入ってしまいそうなPOPさ。
実際は大人のおもちゃが売られてますけど。
もちろんアダルトグッズだけではなく、海外のLGBT書籍や硬い文献もあります。

ここは2年前、移転前に行ったことがありました
まず驚いたのは、移転前より店の大きさが3倍くらいになり、グッズも大幅に増えて豪華になっていました。
儲かってるのね・・・(そこ?)。
その秘密の1つは、私が以前このブログでお店を紹介したところ、アクセス解析からでしょうか?引越した時に経営者の李さんがわざわざ来てコメントを残してくれたのです。そうした小さな営業努力の積み重ねもあってここまで大きくなったのかもしれません。
店に置いてあるノートには世界各国から来たお客さんのメッセージが書かれていましたよ。
これからも末永く拉子情報発信源となる可愛らしくPOPなお店を続けて欲しいなと思います。


◆ 台湾プライドパレード2012
アジア最大5万人規模の第10回台北プライドパレードが今年も10/27(土)にあるそうです。
『台灣同志遊行』公式サイト
また、先日9/22(土)には高雄でも第3回プライドパレードがあったようです。
『高雄同志大遊行』公式ブログ


相変わらずレズビアンネタばっかりですが、台湾はレズビアンばかりでなく(当たり前)、美味しい魚介類、小龍包、お粥、果物、珍珠奶茶、美容、放し飼いの猫や犬たち、夜市、などなどその魅力は青天井でした。


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2012年07月29日

わたし、女子校出身です。

女子校出身臭って本当にありますか?

中学〜大学まで10年間女子校だったとはいえ、卒業後相当な時間が経ったので脱臭には成功してるかと思うのですが、気づいてないのは自分だけ?
ちなみに私周辺の狭すぎるレズビアンリサーチ(信憑性0)によると、レズビアンの女子校出身率は意外と低いように思います。

先日、辛酸なめ子氏の『女子校育ち』という本を読みました。

女子校育ち (ちくまプリマー新書)

実在の女子校名をバンバン出してのリサーチ結果、これはちょっと信頼できそう。
私の母校も頻繁に名前が出てきて、懐かしく甘酸っぱい気持ちになりました。

・『女子校育ち』より引用
戯れに胸を触り合ったり、腕を組んで歩いたり、そういう他愛ないスキンシップは日常茶飯事でしたが、その中には一部本気の人が混じっていたことも否定できません。


って、いやーーーっ(←本気の人の叫び)!バレてたの?
辛酸なめ子氏らしく、自分の経験とリサーチ結果を独自の視点から面白おかしく分析しているので、現役女子校生レズビアンの救いになるような内容ではないと思いますが、自分の置かれている環境を客観的に見られるきっかけになるかもしれません。

思うにこんな風に実名をあげた調査ならば、男子校版の方が売れそうな気がします。
腐女子層とか。

男子校と言えば、椿姫彩菜ちゃんの自伝『わたし、男子校出身です。』がありましたね。
トランスセクシュアルの彼女が言う『わたし、男子校出身です。』のディープインパクトに対して、レズビアンの言う『わたし、女子校出身です。』は残念なほどイメージそのまんま感があるような。

わたし、男子校出身です。

3/25才 これからのワタシの「夢と現実」

他にも彼女は妊婦姿を表紙にした本を出したり強烈な印象を残しましたが、その後はそれについて誰にも触れさせないというようなメディアでの徹底した姿勢によって、今をときめくオネエキャラとは一線を画す立ち位置を確立した(そしてメディアからは遠ざかった)と思われる椿姫彩菜ちゃん。
でも、テレビで誇張したオネエキャラとして人気を誇る道ではない道を選んだ彼女の生き方の方が、一般的に言う「女性の幸せ」には近道なのかもしれませんね。

って、「レズビアンの幸せ」もわからないのに、違う畑の幸せ観に言及とか超絶余計なお世話でした、すみません。
結局「幸せの形」など人それぞれ、としか言いようがないですね!


椿姫彩菜ちゃんといえば、以前ブログで『お宝画像』として歌舞伎町のお店で働いていた時代の名刺を載せたら、ファンと名乗る男性が食いついてきました。
今のブログを拝見してもまだまだ人気は健在のようです。

これからも男子校出身の美しき姫キャラがどんな風に成長していくのか、女子校出身のいちレズビアンとして楽しみにしています。
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2012年06月18日

おばあちゃんのタトゥー

おばあちゃんがおじいちゃんのもとに旅立ってから1週間。

携帯に残るおばあちゃんからのメールを見ながらのメソメソ週間も終わり、目立つことが好きだったおばあちゃんのため、これからはことあるごとに思い出し、くしゃみの滴が天国から降り注ぐくらいに噂するのが一番の供養ではないかと思い立つ。

おばあちゃんとは今年のお正月に「多様な愛の形を演出する写真館@横浜」に行ったね。
おばあちゃんのコスプレはノリノリでした。

1年前のお正月にはカラオケでKARAを一緒に歌ったね
おばあちゃんの淡谷のり子調「ミスター」は最高でした。


多くのレズビアンにとって恐怖と思われる親戚との会合。
同年代のイトコやハトコは皆結婚したり、子供がいたり。そして容赦ない「結婚はまだ?」攻撃。
おばあちゃんのお葬式ですら、行く前にはちょっとためらう。

そんな私を見て、MtFの親友が言いました。
「私はきっとおばあちゃんが死んでも、親戚が集まるお葬式には行けないよ。
お別れに行けるのは、うらやましいよ」


小さなことを気にしていた自分が恥ずかしい。

実際、お葬式では叔母さんの1人から「聞いたわよ。大変なことも多いと思うけど、自分が選んだ人なんだから堂々としてればいいのよ、おめでとう!」と突然言われました。
私がカムアウトするのは私の家族までで、それより外の親戚へ言うかどうかは母に任せています。
母からは何も聞いてなかったので驚いたけれど、叔母さんは母が信頼する親戚の1人なのだと思います。

おばあちゃんもあの性格だから、話したらきっと理解してくれたと思うけれど、彼女を紹介するタイミングを失ったことが心残りです。

そうそう、控室でこんなことがありました。葬儀屋さんから
「ちょっと女性の方、来ていただけますか?こっちに給湯室がありますので」
と呼ばれたのです。弟をはじめ、私より年下の(暇そうな)男もたくさんいたのに、給湯係はあくまで女性なのね。

きっとおばあちゃんに聞こえていたら棺桶から飛び起きて
「そこは“女性の方”ではなくて“手の空いてる方”ではないの!?」
って葬儀屋に言ったと思う。そのくらい男女平等の意識がある人でした。

あと、眠るおばあちゃんを見て思ったことは、アイラインのタトゥーを入れていたので、その顔はとても綺麗でした。死に化粧できちんとアイラインを引いてもらえるか不安な人はタトゥーを入れておくと良いと思いますよ。年をとったらメイクも面倒だしね。おばあちゃんは韓国で日本の半額くらいで入れたと言ってたので私も入れましたが、そんなに痛くはなかったですよ。
ただしおばあちゃんの失敗は唇の輪郭に入れた赤いタトゥー。これは何年か経つと黒くなってしまうようで、その上から濃い色の口紅を塗らないとイカ墨を食べた後のようになってしまいます。
唇の輪郭タトゥーには要注意です。

こんな感じで、おばあちゃんの話をちょくちょくしながら思い出し、いつか私も必ずおばあちゃんの元に行くそのときは、ちゃんと彼女を紹介したいと思います。

待っていてください。

pia.JPG
形見のピアス

posted by bianca at 23:51 | Comment(8) | TrackBack(0) | 日記

2012年05月22日

エローキティ

友人が私のイメージ画を描いてくれました。

ellokitty.JPG
名付けてエローキティ

友人にとって私はこんなイメージなのかと。
なんかずっと見てると情緒不安定になりそうです。
でもこの絵は友人が溺愛している犬にも似てるから、きっと愛情込めて描いてくれたんだと信じたいわ。
似てるのかしら?
目が離れてるところと髭が濃いところと顔が大きいところが似てるのかしら。
似顔絵って残酷ね。

あ、でも髭に関しては、もうすぐ永久脱毛完了予定よ?
MtFの友人から「女はそんなに痛くないと思う」と言われて始めた口周りのレーザー脱毛。

死ぬほど痛かったです!

しかも目潰しの眩しさに毎度涙そうそう。
そしてビッグな外タレコンサート並みの予約の取れなさ。
毛と一緒にお金もむしりとられたわ。
しかし、効果はありました。足も腕も脇も髭も。
長い道のりだった・・・
ということで、今度描いてくれるときは口周りの産毛は消しておいてね。

毛と言えばドSが10年以上ぶりに髪を伸ばし始めまして、今流行のフェム化かしらと。
でも天パーが伸びた彼女のイメージはジルベールなんです(あくまで私の愛のフィルターを通してのイメージですごめんなさいごめんなさい)。
彼女に「ジルベールみたい(ハート)」と言ったら「ギルバート?」って言われたんだけど、誰?

ジルベール.jpg×ellokitty.JPG
2人はカップルです

って思ったら、ジルベールのイギリス読みなんですねギルバート。
マルゲリータもイギリス読みだとマーガレットなんですね。
今度ピザ屋に電話して「マーガレットください」って言ってみます。


◆ 失恋英単語男・・・続きを読む
posted by bianca at 00:26 | Comment(296) | TrackBack(0) | 日記

2012年05月09日

レディー・母

懲りずに今度は女性専用ヨガに通い始めました。
以前は男女共学ホットヨガに行ってたのですが、色々ありまして
今回のヨガ教室はなんとか続けたい次第です。
インストラクターには元宝ジェンヌさんもいらっしゃるのですよ。
見惚れちゃってヨガどころではなくなることもありますが。

でも!元宝ジェンヌさんと言えばインストラクターだけでなく、レズビアンにだっているんですのよ?
ってこの対比はおかしかったですね。
それは元ジェンヌさんである東小雪さん。彼女のカムアウトとそのパワフルな活躍はとてもうれしく心強く思い応援しています。

話はヨガに戻って、たまに彼女がヨガ教室の前まで送ってくれるのです。
その時、他の生徒さんに見られることがあるんですね。
いつも同じ女性に見送られて、しかも毎回キティTシャツでヨガってるので、陰でキティー・レズとか言われてたらどうしましょう?とふと不安になりました。
キティー・レズ。レディー・ガガみたいでちょっと素敵かしら?
しかしみなさんご自分の磨かれた肉体にしか興味無さそうだからそんな自意識は無用のようですが。

gagagaga.jpg
産経新聞より

ガガさまと言えば見事なレインボーヘアで来日されましたね!
さいたまスーパーアリーナを“たまアリ”と略すと知った時の衝撃は忘れられませんが、それを超える刺激的なステージをたまアリで魅せてくれることでしょう。

今朝のワイドショーでも同性愛者権利のためにも活動するガガと紹介されていました。
朝からお茶の間で「同性愛者の権利」という言葉が聞けるなんて感涙です。
ガガさまの魅力は、あるがままの私たちを「そのままでいいんだよ」と受け入れてくれる懐の深さと母性にもありますよね。私にとっては弱冠26才にして『正義感が強く面倒見の良い派手な服着たオカン』そんなイメージです。

今週末5/13は母の日。
例えばガガさまのように自分にとっての母性の象徴である人に感謝を伝えるのもいいかもしれません。
「母」とは性別年齢国籍関係なく、また血のつながりでも姓のつながりでもなく、自分を受け入れてくれ、肉体的にも精神的にも成長させてくれた恩人。
それが自分にとっての「母」なのではないかと思います。

mamagomen.jpg

きっと母ちゃんは無理して普通に生きるより普通でなくても自分らしく幸せに生きてほしいと願ってくれています。
私も彼女と一緒に母の日には母へ感謝の気持ちを伝えたいと思います。
posted by bianca at 22:02 | Comment(6) | TrackBack(0) | 日記

2012年04月03日

面食いの彼女

私の彼女、面食いなの〜、とか、一生に一度で良いから言ってみたいbiancaです。
嵐の夜にこんばんは。

彼女がまた不思議な子にハマったようです。
それは友人から「Instagramにヤバい子がいるから見てみて」と紹介されたことがきっかけでした。
中国のSnoopyちゃんです。

snoopy1.JPG → snoopy2.JPG
「なんだこりゃ!」「…なんだ自分の尻尾か」 

彼女から毎日このSnoopyちゃんをキャプチャした写真が送られてきます。

彼女は中国語で書かれている飼い主さんの言葉を「これなんて書いてあるの?」と聞いてくるので、私は親切に翻訳してあげるだけでなく、オタク性分を発揮してSnoopyちゃんのスペックを中国サイトまで飛んで調べてあげましたよ彼女のために。
興味のある方はこちらへ。3.5kgって意外と軽いけど、サバよんでる?
住んでるところは四川省!私の好きな李宇春と同じところね。

猫世界も正統派より個性派がモテはやされてきたのかしら?

たまに映りこんでいるSnoopyちゃんの飼い主と思われる女性がとても綺麗です。
人は自分にないものを求めるのかもしれませんね。
・・・私は正統派の美人が好きです。

ちなみに私がハマったInstagramアカウントはlezzgirlsさんです。

lezzgirls.jpg
lezzgirlsさんより

毎朝電車の中、真顔でこんな画像を見てるOL(Office Lesbian)がいたらきっとそれは私です。

◆ 彼女が私にくれたもの・・・続きを読む
posted by bianca at 21:52 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2012年03月05日

転んでもタダでは起きぬ

私はよく転びます。

実際にも転ぶし、失恋とか、中退とか、補欠とか、転職とか、人生にもよく転んできたように思います。

彼女からは、biancaは転んで倒れたらきっとそのうち誰かが起こしてくれるわと大の字でうつ伏せになってるタイプ、と言われたりする(そしてそのまま上から踏まれていく)。

そんなことないのよ!私は転んだら、確かにすぐには立ち上がれないかもしれない。
けれど、今の状況で何が見えるかそのまま見てみるのです。

そして、あ、綺麗なお姉さんのおパンツが見えたわ♪なんて、そんな小さなラッキーでも良いので感じたら、何とか自分で立ち上がってきました。自分のペースで。

寝転んだまま“白馬の王女様”を待っても来てくれないもの。

でも、今は彼女に手を引っ張ってもらってると感じることがとても多いのは事実。
人という字は人と人が倒れないように支えあってるようにも見えるし、片方が片方に寄りかかってるようにも見える。

彼女とつきあって12年経ち、私は彼女と合わせて「人」になっているように感じる。

でも、本当はこれじゃいけないとも思っている。
1人でも十分に生きていける人生。

でも、彼女がいたらそれが薔薇色で虹色の人生になる、そんな関係が理想です。


arigato.JPG
先日彼女からもらったクッキー
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2012年02月05日

オシャレズ雑誌『Novia Novia magazine』

って、おしゃれ感を吹っ飛ばす駄洒落タイトルでごめんなさい。

novianovia.JPG

実家でもベッドの下に隠さなくてすみそうなレズビアン系マガジン『Novia Novia Magazine』発売されました。
私もちょっとだけコラムを書いています。
スペシャルインタビューで中村中さんが「私で大丈夫?」と何度も聞かれたそう。
並べるのもおこがましいですが、私も同じ気持ちでした。

しかし私の敬愛するキティさんはオファーがくれば無理やりにでもコラボする働き者。そんなキティ精神で私もどんなジャンルとも合体できる人間でいたいと思っています(注:not肉体的)。

裏話としては、やはり「この表現はちょっと刺激が強すぎるのでは?」と言われた個所もありました。いつもレズレズ好き放題書いてるブログとは違うのだから、こうしたすり合わせも楽しいものです。
実際出来上がった眩しい雑誌を見て、あの表現を使わなくて本当に良かった、と思いましたとさ。

今までに無いタイプのレズビアン雑誌がまたひとつ新たに生まれたことを、うれしく思います。

♀『Novia Novia Magazine』WEB販売はこちら



◆振り向けばレヅがいる

少し前にTwitterで「友人のビアンカップル2組(お互い面識なし)が同じマンションの上下に住んでることを知った」とツイートしたところ、「私たちのとこ?怖い!」と多くの問合せがありました。
怖いってアナタ。
でも、わかります。ノンケがノンケというだけで仲良くできないように、レズビアンがレズビアンというだけで仲良くすることは難しいですわね。ノンケは隣にノンケカップルが住んでると知ってもこんなにざわざわしない。
でも、ご近所づきあいが希薄な東京砂漠で、だからこそ女同士で同棲していても何も言われない利点はあるものの、「友人」「親戚」とごまかしているカップルが多い中、関係性をわかった上でオープンにご近所づきあいできるのも楽しく安心ではないかな、と思いますよ。

で、該当のカップルさんのブログ名が奇しくも「となりのビアンかっぷる」。タイトルにすると実現するのかしら?
もう片方のカップルの話がこちらで、同性愛疑惑(笑)を持っているときの様子が面白く書かれていました。

本当に、どこにでもいるのですよね。
あなたも、振り向けばレヅがいる・・・かもしれません。

kaseifu.JPG
posted by bianca at 17:14 | Comment(7) | TrackBack(0) | 日記

2012年01月24日

ビバ!LgbT成人式

佐藤かよちゃん大好き!

kayo.JPG
左はかよちゃん愛用香水ビクトリアシークレットのAmberRomance☆


ということで、行ってきました「LGBT成人式」。

「かよちゃんが出るから行きましょーよ!」とLGBTのTの友人に誘われてサイトを見てみると、おや、「にじいろかぞく」のオノさんも出るじゃないの。年齢も問わないとのことなので、これはちょっと行かねば、と。

L(レズビアン)の私と、T(MtF)の友人2人とで出かけました。
思えば、私たち3人が出会ったのはちょうど20才の頃、遥か昔の学生時代。
当時、私は彼女などできる気がしなかったし、MtFの友人2人の外見はまだメンズでした。
そして3人とも成人式には出ませんでした。

なので自分の成人式エピソードは全くないのですが、大好きな美容師さんブログのエピソードが心に残っています。
彼女は、20才の成人式の日に親に連れられてきた多くの新成人たちの着付けやヘアメイクをしていたため成人式には行けなかったけれど、その日に働いている自分を誇りに思った、という話。
これを読んで、私の大きな頭が下がりました。


さて、そんなこんなで我々L+Tで出席したLGBT成人式。
300人のホールは満員で、前方はメディアの撮影OKゾーン、後方はNGゾーンと別れています。
式の様子は日テレのNEWS ZEROでも取り上げられていましたね。
世田谷区長をはじめ、多くの議員の祝辞もあり、粛々とした雰囲気で進行します。
議員の方の1人が壇上で「レズ」と言い放ったのにはざわわとなりましたが、悪気はないのですよね、でもやはり公式の場ではね。はは。
成人の言葉では、会場からすすり泣く声も。
つきあっている彼女が友人に自分を紹介してくれて、とてもうれしかった」というFtMの新成人の話。一般的には些細な“普通のこと”でも、なかなか難しいし、それが叶えられたとき、自分の存在を認めてくれたことが本当にうれしいのよね。
私たち3人はもう慣れてしまったけれど、初心に帰る思いでした。

こんな厳粛な雰囲気をガラッと豹変させたのは、2部トークで登場したMEGUMI姐さん
この日のために新調したという黒のセクシー系ラメドレスで「完全に服を間違えてしまった」と恥ずかしそうに登場。
いえ、むしろ「自分のしたい服装で」という今回のLGBT成人式の趣旨に一番合った服装だったのではないかしら?
彼女の「ゲイとノンケ女性のペアや、カップルでなくても女性の友人3人で子育てしたり、色んな“家族”の形が存在する」という話がとても良かった。
様々な個性のゲストによるトークは笑いあり涙あり。

私たちにとって、とても楽しい、人生初の成人式となりました。


◆衝撃の「百合パンツ」・・・続きを読む
posted by bianca at 00:05 | Comment(424) | TrackBack(0) | 日記