2014年10月13日

振り返ればレズがいる

これレズビアンカップルあるあるじゃないかなーと思うのですが、誕生日とかにプレゼントするアクセサリー見ていて、彼女「これ可愛い」 店員「つけてみますか?あっ、お似合いですよー」 彼女「じゃあ、これにします!」 店員「ありがとうございます。お支払いは・・・」 私(突然)「カードでお願いします」 店員「(誰)?」。
彼女の接客に忙しかった店員さんが初めて私の顔を見るパターン。
これ私が男性だったら、もしくは彼女のお母さんくらいの年齢だったら最初から「財布はこっちだな」って接客されますよね。

以前、彼女1人で買いに行ったとき、彼女に似合いそうなものを見つくろう店員さんに「彼女用のプレゼントを探しているんです」と言ったことがあるそうです。店員さんは「喜んでくれるといいですね」と親切に対応してくれたそうですが。

いいですね、客の立場を利用したカムアウト(ちょっとやらしい)。
「お客様は神様です」とは思わないけど、客の中にも色んな人がいるんだよと。
ノンケ仕様だけの対応していたら、複雑な思いをする人もいるかもしれないよ、と。
リスクの少なさからカムアウトの練習にもいかがでしょうか?

そして今年の納豆の日、彼女の好きなポ○ルスミスのお店でのこと。
彼女がすごく迷っているので、私「値段じゃなくて、本当に好きなのにしていいよ。誕生日なんだから」と血迷ってキザな台詞を吐いてしまったのを聞き逃さなかった店員さん「すごいっすね!自分も友だちに誕生日プレゼントするけど、みんなでお金出しあって買ってますよ。いやー太っ腹ですね!」と友だち前提でずっと話しかけてくるので「私たちつきあっているんで」と言いました(鼻息)。
固まる彼女。でも買ってもらう手前あなたも何も言えないでしょう(やらしい)。店員さんはちょっと間を置いてから「あっ、そうなんですね!」とそれからは友だち前提接客はしてこなくなりました。

先日彼女と、去年も15周年だと勘違いしていたので2度目の15周年記念日にポールス○スへ3ヵ月ぶりに行ったらその店員さん飛んできて最初から“わかっている”接客でした。
たかが買い物、されど私にとって安いものではないし、そのときに友だちのふりをしたりするより、今日はどんな記念でこんなものを探しているとか、自然に話せるのは楽だなと思いました。彼女にはアウティングされたーと言われましたが。

そんな彼女にアウティング返しされたのはその夜、最近新しくできて気になっていた小さなレストランでのこと。
花束を用意してくれた彼女を見た店員さんから「ご予約ありがとうございます。もしかしてお友だちのお誕生日でしたか?」とキラキラした瞳で言われ「いえ、私たちパートナーで15周年のお祝いなんです」と彼女。「えっ!それはすごいですね!私なんて半年もったことないですよ!」って店員さんとても驚いた理由は長さじゃないよね?
でもシェフにまで伝えに行ってくれて写真も撮ってくれて親切な対応でお料理も美味しかった。最後に「記念日にうちを選んでくださってありがとうございます。お近くなんですか?また来てくださいね」と言われて「隣のマンションです!」とドヤ顔の彼女・・・。言ってしまったか。

そう、レズビアンはどこにでもいます、隣のマンションにも。

yatsugairu.jpg
注意:画像は『振り返れば奴がいる』です。
奇遇にも織田さん。



posted by bianca at 15:53 | Comment(5) | TrackBack(0) | カミングアウト

2012年10月22日

カムアウトとレズビアンサイト一覧

「結婚しないの?」と久しぶりに言われました。
近頃めっきり言われなくなったので油断してましたわ。だから咄嗟に「ケッコン?血痕?」と物騒な脳内漢字変換をしてしまうくらい。いや、実際は「結婚しないの?」も十分物騒な質問なんですけどね。レズビアンにとってもね。
それは初めて一緒に出張になった同僚男性3人との食事時でした。
それで「私のことは放っといてください」と軽く言うと、ちょっと気まずい雰囲気になってしまったのですね。どうしたもんかと思っていると、そのうちの1人が私の「彼」を見たことがあったと思い出したようです。昔、社員旅行帰りに彼女が空港まで迎えに来てくれたことがあったのですね。
「あれ、biancaさんのボーイフレンドだよね?綺麗な顔だから、最初女性かと思ったよ」と60代の彼。
当時はベリーショートだったから男の子に見えたのかしら?「あははは、実はそれ女性なんですよねー。だから、結婚はちょっとできませんねぇ(日本では)」と、言ってしまいましたわ。
若い他の2人も含め「あーそうだったんだー」という反応でした。
同僚のパートナーの性別など、みんなそんなに気にしないものかもしれませんね。
あっさりさっぱりと言ってしまえて良かった。あとは仕事を頑張るのみでございます。


◆レズビアンサイト一覧
最近は、レズビアン系のフリーペーパーも複数あり、サイトも増えましたね〜。

freepaper.JPG
Tokyo Finger Bang StyleGirrls∞Luv!

自分の覚書のためにも勝手に一覧にしてみました。

♀L GIRLS COLLECTION
・・・お洒落すぎて私にはちょっと敷居が高い洗練されたサイト。美女がいっぱい。

♀TokyoWrestling
・・・英語とフランス語でも読めるグローバルサイト。海外の友達に教えたい。

♀NoviaNovia
・・・可愛さと真面目さと心強さのバランスがとれた、ゆるふわマッチョサイト。

♀ガチレズ!
・・・面白いアンケートも多く、言い切ったタイトルが印象的なサイト。

♀にじいろかぞく
・・・LGBTファミリーにまつわるサイト。

「レズビアン」で検索した時、商業系アダルトサイトへの誘導サイトではなく、こうしたサイトがちゃんと上位に出てきて欲しいわー。他にも色々あると思うので、オススメサイトを知ってる方は教えてくださいな♪
posted by bianca at 01:04 | Comment(6) | TrackBack(0) | カミングアウト

2012年08月15日

同性カップルの家族割申請に勇気はいらないですよ

お盆は特に旅行の予定もなく、徒然に近所を徘徊していたときのことです。
ふと目にとまったソフトバンクショップ。
窓に張り付いて中を覗くと、いつもの大混雑はどこへやら。ガラーーンとした店内では店員さんが所在無げに空を見つめています。何かソフトバンクに用事なかったかしら?と、自分を棚にあげて暇そうな店員さんへの仕事を考えたところ(余計なお世話)、思いつきました。

確かソフトバンクって同性カップルにも家族割が適用されたはず。

プライドパレードに協賛したり、ゲイ割と言われたり、レズビアンカップルも実際に家族割できた!という噂もかなり前から聞いていましたが、私たちは適用していなかったわ。
24時間通話無料と言っても、同棲していたらそんなにかけることもないし、何より勇気をもって申請にいくのが面倒くさい。そんな理由でした。

でも、行ってみましたよ。
彼女はカナダで取得した結婚証明書(日本では無効)を持参する気合の入れよう。
どうしたのかしら。

空調の効いたショップに入った瞬間、さすがにちょっと緊張。
が、なんとカウンターに座ってから所要時間約5分。
発した言葉は「一緒に住んでるので、家族割にしたいんですが」だけです。

白紙に2人の携帯番号を記入→運転免許証提出→どちらかのサイン

これだけでOK、2人の関係などは一切聞かれませんでした。
カムアウトするくらいならばと尻込みしている人は、気軽に行ってみると良いと思いますよ。
でも、世の中には同性カップルもいるんですよと主張したい人は堂々とカムアウトしてラブラブ申請するのも良いかもしれませんね。
あと、内縁の夫婦やルームメイトも「家族」と定義されます。
血の繋がりや法的な繋がりに関係なく「家族」になれるのはいい感じですね。


■ パリ×ベルリン発 レズビアン&クィア・アート写真展

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♀8月25日(土)にレズビアン・クィアアート写真展&トークイベント詳細

なんだか、とっても、オシャレズ・・・。
ここに行くだけで、目からお洒落ビームが飛びこんできて、この夏はお洒落になれる気がします(激しい思い込み)。

■Dates/8/20(Mon)-9/1(Sat) 12:00-17:00
■Entrance/500 yen
■Place/銀座・ヴァニラ画廊
■Access/www.vanilla-gallery.com/access/
★8月25日(土) 展覧会特別トークイベント&パーティー
●Guest/飯沢耕太郎&カイザー雪
●Entrance/1500 yen(1D)
●Time/18:00-19:00(19:00-20:00 party)
posted by bianca at 22:49 | Comment(3) | TrackBack(0) | カミングアウト

2012年03月10日

あおいくま

今日、初めて私と、母と、彼女と、彼女のお母様と4人で食事をしました。

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たすけて!あおいくま

あおいくまの格言=せらない、こらない、ばらない、さらない、けない


私たちはノリで結婚式まで挙げてしまいましたが、彼女側のご家族にはまだ完全に受け入れられているわけではありません。5年前に彼女はお母様にカムアウトしましたが、そこからが大変でした。
しかし、それから何度かお会いする機会もあり、徐々に、徐々に認めてくださってきたのかな、と思うことも増えました。

今回もキバって計画したわけではなく、お互いの母と食事する予定があったので「せっかくだから4人で食事してみようか?」という彼女の思いつきから。

それからは私、キバりまくりでしたけど。

そして、それは私たちをずっと見守ってくれていた私の母も同じだったようで「どんな格好をすればいいかしら?派手がいい?地味目のほうがいい?」と割とどうでもいい自分の服装のことを気にする母。

そして今日、個室の懐石料理のランチに私たちが招待しました。
いつも通り、よくお話しする快活な彼女のお母様。
いつもと変わって、借りてきたバリネコ状態な私の母。

特に2人の関係について、深い話をしたわけではありませんでした。
友達と食事をするような、健康のことや、趣味の話などをして過ごしました。

夕方、彼女のお母様から彼女へメールがありました。
「のんびりしてるけど、とても良い子ね。2人で健康に気を付けて仲良く生活しなさい」
と書かれていました。
読んだ私たちも、これを報告した私の母も涙。
感謝の気持ちでいっぱいになりました。

血縁や性別や年齢や国籍などに囚われない、人とのつながり、愛情。
それは新しく生まれて、横に、縦につながっていく。


明日は日本で、とても多くの人が大切な人を亡くした日。
大切な人を亡くす経験は、生きている限り必ず訪れる。
それは規模ではなく、1人1人に起きること。
亡くしたときに初めて気が付くこともあると思うけれど、こうして顔を見合わせることができている間に、私は大切な人をもっともっと大切にしたい、感謝したいと思います。

posted by bianca at 21:30 | Comment(12) | TrackBack(0) | カミングアウト

2012年01月12日

多様な愛の形を演出する写真館@横浜

2012年、今年もよろしくお願いします。

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実家玄関のスモールワールド

新年早々、問題児祖母と母と横浜中華街に行ってきました。
三が日の中華街は大混雑です。
甘栗を押し付けてくるおじさんを避けつつ、おばあちゃんの手を引きながらなんとか入れそうな四川料理屋さんでまずは腹ごしらえ。

女王様が口の中で鞭を振るう辛さ(杉本彩さま語録)の麻婆豆腐を美味しい美味しいと平らげるドMばあちゃん。ドM味覚はしっかり隔世遺伝されており私も残さず頂きました。

その後、横浜大世界にある『笑顔変身写真館』という直球すぎる名前の写真館に行きました(苦笑)
前から気になっていた「多様な愛の形を演出します!」と紹介のある専属カメラマン。なかなか妖しい風貌です。

「多様な愛」と言っても今回私たちは親子三世代のいたってマジョリティな愛の形を撮ってもらうわけですが。そして残念ながら今回そのカメラマンさんではなかったのですが、とても感じの良いスタッフの方々でした。

どうしてこの店を知ったんですか?と聞かれたので、サイトを見て『多様な愛の形を演出』というのが良いなーと思って、と伝えると

「そうなんですよー、うちはセクシュアルマイノリティの方々大歓迎なんです」
「うちのスタッフにもいるんですよ」
「お客さんも性別に関係なく夫婦でチャイナドレス着たり、夫婦逆転の衣装だったり、様々なんですよ」
「ご自分が一番着たい衣装を選んでください」

と、お正月の中華街で“セクシュアルマイノリティ”という言葉が朗らかに発せられる昼下がり。

最初「こんな年でチャイナ服なんて恥ずかしいよ〜」と渋ってた祖母が最終的にはノリノリで頭に花までつけていました。
「白髪には明るいお花がとても映えるんですよ〜」「お綺麗ですよ〜」と、さすがカメラマンさん。
祖母は深緑、母は黒、私はピンクのチャイナドレスを選び、撮った写真を選ぶ段階ではみんな自分の写真写りしか気にしてない。

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祖母とラブラブ(金くれジェスチャーではありませんよ)

ぜひ誰か同性カップルでラブラブ写真を撮ってきて欲しいものです。
今回は何より、最後におばあちゃんが「みんなで写真を撮ったのが一番楽しかった!」と言ってくれたのがうれしかったです。
これで10年前から言ってるヨーロッパ旅行、本当に連れていってくれるかしら。

◆レズビアン情報サイトのあれこれ・・・続きを読む
posted by bianca at 01:08 | Comment(4) | TrackBack(0) | カミングアウト

2011年08月25日

OL(Office Lesbian)の日常

「これ、彼女さんと食べて」
先日、同僚Aさんからこの言葉を言われて泣きそうになりました。

部署が違いあまり話す機会のないAさん。数ヶ月前、カムアウトしている仲の良い上司のBBQにドSと参加したときにAさんもいて、上司が「biancaさんのパートナー」と紹介してくれたのです。

それからはずっと、仕事以外のことを話す機会はなく過ぎたのですが、先日ロッカールームで2人になったとき、突然こう言われたのです。
以前は「彼氏」だったのが、自然に「彼女」にシフトしていました。
お土産をもらった以上の感謝を「ありがとう」にしか込めることができないのがもどかしい。
ノンケだったらなんてコトことない日常会話でも、こんなにもうれしく感じられることがあるのですね。

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Bさんのあくまでイメージ画像

そんなAさんの他に、Bさんという同僚がいます。
Bさんとも別部署のため多くは話したこともなく、カムもしてないのですが、Bさんは背がスラっと高くて凛としたフェムタチなんです(勝手な妄想)。
そんなBさんからふとしたきっかけでホットヨガに誘われました。
フェムタチから誘われたらイカないわけにはいかないじゃないですか?

ホットヨガって不思議ですね。
ガンガン暖房きかせた室温40℃、湿度60%の密室で汗だくになり、あられもない格好でヨガります。

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一番不可思議な「ハッテンのポーズ」
このポーズの名前つけたのゲイですか?


先日マットで隣になった人をちらっと見ると、まぁ、なんてボーイッシュ!
短い髪に、肩幅もガッチリ、短パンからまっすぐ伸びた足の毛もボーボー・・・って、えっ!?

うちのホットヨガ、まさかの男女共学でした。

うわーこんな汗だくの密室でつらい。でも、男は出ていけ!なんて差別はできない。
カナダなどはビアンイベントでも男性の入店禁止は性差別になるらしく、男が平気で入ってくると聞きました。
よし、私の横にいるのはバリタチ♀だと思おう!・・・イメトレイメトレ。
しかし。

声が違う、汗が違う、においが違う〜ごめんね〜女の人と〜また比べている〜♪(百恵ちゃん)

そんな感じで残念ながらホットヨガは女の苑ではなかったのですが、いつかBさんのようなナイスバディになれることを信じ、AさんやBさんなど素敵な同僚にも恵まれて、今日も私はOL(Office Lesbian)ライフを頑張っています。
posted by bianca at 23:46 | Comment(5) | TrackBack(0) | カミングアウト

2011年02月21日

ギャル雑誌を買いました

実際はドSがザワさんとかいう高校球児の漫画に隠して買ってくれたんですけど。
年齢的にも系統的にもかすりもしない『Happie nuts』。

nuts.jpg

もちろん、人気モデルが女の子とつきあってることを発表したページがある、というのを聞きつけて買ってみたわけですけども。

まー、可愛い!綺麗!

アタシの恋人は女の子。」ですって。
上半身裸の彼女さんが、カムアウトしたモデルさんに抱きついてらっしゃるの。

若くして有名な人がカムアウトすることで必ず起こる、周りの大きな期待によるプレッシャーやら偏見やら売名行為と言われるようなことに、どうか負けないで。
力み過ぎず、マイペースに進んでいって欲しいと思います。
とは言え、ファッション誌で堂々と同性の恋人のことを公表する人が現れたことは、やっぱりうれしい。

モデルのカムアウトは、今まで海外の手の届かない別世界のことだった。
今回も別世界であることに変わりはないのだけど、やっぱり日本の若者が憧れるモデルにこうした人が出てきたことは、海外のセレブゴシップよりは身近に感じてしまう。勝手にね。

しかし、このカムアウト「人生を100倍楽にする 勇気の言葉」という特集ページに掲載されていたのですが、他のモデルのページを見てみると

「女のコがキレイな時なんて20代までじゃん。自分がキレイなうちに遊んどかないと後悔しそう」
なんて言葉にガーーーン。人生の斜陽を感じてしまいました。


その他、誌上には「毒カワ」「なちゅエロ」「ゆるエロ」など意味不明な単語のオンパレード。
誰か注釈つけて・・・

それにしても、この雑誌のモデルさんたち強そうだわー。肉食系というより野獣系という感じ。
掲載服の値段の安さにも驚いたけれど、安い服をこんなにカッコよく着こなしてしまうのが、若さとスタイルの良さなのね〜。
すごいわ〜。

なんて、娘の部屋に掃除機かけに入って、たまたま手に取った雑誌に夢中になってしまったお母さんのような心境で頬に手を当て熟読してしまいました。

私と同じようにジャンルは違うけども今回のカムアウト記事を読みたくて、ドキドキしながら雑誌を買ってしまったレズビアンは他にもいるんじゃないかしら?
今号でnutsの売上が伸びれば、こうした子がまた出てくるかもしれないので、勇気を出して買ってみましょう?
posted by bianca at 23:33 | Comment(11) | TrackBack(0) | カミングアウト

2010年09月29日

彼女の筋肉家族と会うの巻

ノンケでもレズビアンでも、交際してる相手の家族に会うのは、ドキドキですよね。
私が彼女の家族と会うのは、この11年でたったの数回。
しかも、私達の関係を知らせてから会うのは、先日が初めてでした。

彼女の家族へのカムアウト遍歴はこちら。
■ 2007年02月12日 「彼女のカムアウト」初めてのカムアウト!編

■ 2007年02月25日「彼女のカムアウトその後」はやまるな!編


彼女の家族は、親子で体育大出身という筋肉一族。
きっと夕食はプロテイン。

そんな筋肉一族のはずのお父様が出演される演奏会にお呼ばれしました。
お父様には知らせないで欲しいというお母様の意向により、知らないのはお父様だけ。
会う前、彼女宛に「いちゃいちゃしてはダメよ。“お友だち”なんだからね」と釘を刺された彼女。
私はお菓子を持って彼女のルームメイトとして会いにいきました。
お兄様の次期嫁は大きな花束を持ってきていました。

お父様は私を見てすぐに「biancaさんも来てくれてありがとう!」と彼女にクリソツ(死語)な笑顔で言ってくださり、思わずキュンとしてしまいました。

でも、何よりキュンときたのは、お母様が「お父さん、私に気づくかしら?もっと大きく手を振ったほうがよいかしら?」とステージ下から、目を輝かせて応援をしていて、ああ、本当に大好きなんだなぁ、と思ったものです。

お父様お母様、娘さんは私と勝手に幸せになりますので、お父様お母様も私たちを気にせず引き続き幸せにお過ごしください。なお、何かあったときの協力は惜しみません。

これが私の考え方で、彼女と堂々と生きていきたい。

そうした気持ちの中に芽生えた、彼女のご両親に対する“申し訳ない”という気持ち。
悲しませてしまって、困惑させてしまって申し訳ない。
お母様は笑顔で接してくれたけれど、きっと複雑な気持ちで、何かに蓋をして気持ちに折り合いをつけてくれているのでしょう。

でもいつか、お父様を応援するお母様と同じように私が彼女を応援している姿を見たならば、理解してくれる日がくるでしょうか。

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The Personal is Politicalをテーマにしたマガジンpe=po


私と彼女のカナダでの同性挙式と、日本での披露宴について『pe=po』の2号に書かせて頂いたのですが、書きそびれたことがひとつあります。

それは披露宴の最後に彼女が、
「残念ながら、今日私の両親は来てくれませんでした。でも、いつか認められるように2人で頑張っていきたいと思っています」
と語ってくれたこと。
私は彼女のその気持ちが本当にうれしかった。


私達にとって、挙式はこれからの長いレースのスタート地点に過ぎなかったのだと思っています(筋肉一族風に〆てみました)。
posted by bianca at 22:16 | Comment(9) | TrackBack(0) | カミングアウト

2010年02月18日

姉がレズ。

『松本人志のすべらない話』で次長課長河本の「姉はレズ」というネタがありましたよね。
ドSはカムアウトしていない同僚から「河本のお姉さんってレズなんだってよ」と言われてこの話を収録したDVDを貸し出されたことがあり、それはもう「あなたもそうなんでしょ?」というカムアウトの強要としか思えなかったのですが。

ネタはたった一言「姉がレズです」だけで会場は大爆笑。
私もドSも思わず爆笑してしまったのだけど、何が可笑しかったのかいまだにちょっとわからない。
河本が言ったから?思いもかけない意外性のある言葉だったから?

これが笑いになることの是非はともかく。

私には、海外でバイトをしながらバイクで旅を続ける、私以上にフリーダムな弟が1人いるのですが、彼にもこんな風に「姉はレズ」と友人に語るとき笑い飛ばしてもらえれば本望です。

猫好きな弟からはたまに現地の猫の写真が送られてきたりします。
ついでに金髪のお姉ちゃんの写真も送ってくれまいかと思ったりしつつ、たまーにメールでやりとりをしているのです。


弟は先日、ステイ先のお母さんに、これが姉だと言って私とドS(多分どう見ても女性)との結婚式の写真を見せたそうです。
Same Sex Marriage と知ったお母さんは「素敵!ぜひここに呼んでちょうだい!」と言っていたよ、という短い報告がありました。

ひた隠しにされたり、思い悩まれるよりも友人と「オマエの姉ちゃん結婚してるの?」「いやー、俺の姉ちゃんレズなんだよねー」「え!?マジで?」「うん。でもなんかカナダで結婚式とか挙げたらしいよ」って会話をさらっとできる弟でいて欲しい。

私の人生は私の人生で、弟の人生は弟の人生なのだから、私の人生のことで悩んだりして欲しくない。よくわかんないけど、幸せならいいやってくらいでいて欲しい。
私もバイクで異国を旅する弟が心配だけども、心配しても仕方がない。
弟が幸せならそれでいいや、自分の責任は自分でとれる人間であるならば、と思っています。


■Sydney Gay + Lesbian Mardi Gras

もうすぐ弟のいる国でマルディグラが始まります。
行きたい・・・。今年で32回、全豪オープン並みの観光収入があるそうですよ。

rain2.jpg
posted by bianca at 01:10 | Comment(19) | TrackBack(0) | カミングアウト

2009年11月27日

ノンケを落とす方法:お試し恋愛

ドSは学生時代、ノンケの女の子を口説くときに
「とりあえず1ヶ月、お試しでつきあってみない?」と、お試し期間をもちかけたそうです。
結果、それから何年もつきあったりしたそうなので、導入口としては良い提案かと思われます。
ノンケ女子にとって「同性とつきあう」というハードルを下げるためにも、「お試し期間」を設けることで、気軽につきあえるのかもしれませんね。
意外とイケる!楽しい!と思わせたらこっちのもの。

ちなみに柳原可奈子はスーパーの試食販売員時代、全ての店舗で完売させるため店舗から指名されるほどのやり手だったらしいのですが、その手法は「おいしいですよ〜」と自分で食べながら売ってたそうで。
この手法はお手本になりますね。

kanako.jpg
ビアン恋愛、おいしいですよ〜


逆に、一番成功率が低いと思われるのは、
「私・・・ビアンなんだ」と切羽詰ったカムアウト
→「しかもアナタのことが好きだったの!」と涙を浮かべながらの鬼気迫る告白。
(ここで昼ドラ風「ざっぱーん」と波の砕ける効果音)

例え好意をもたれていたとしても「そっそんな茨の道なの?私はどうしたら・・・」と引かれてしまうのではないかと。


とはいえ、最近若ビアンから「つきあった最短期間は数時間」と聞いてカルチャーショックを受けたババビアンbianca。
数時間って何?お店?
「つきあう」のハードルは昔と比べてかなり低くなってるのだとは思います。


また、お隣中国ではこんなサービスも。
■「離婚体験」サービス登場、8割が復縁 上海

注目すべきは、80%がよりを戻してるんですって。
お試しは始まりも終わりも必要なのかもしれませんね。
しかし世界には色んな商売があるものね。



どうでも良いが可奈子ちゃんはドSのドストライクらしいわ・・・
posted by bianca at 23:37 | Comment(9) | TrackBack(0) | カミングアウト

2009年11月07日

素敵なアウティングとフェティッシュ

お気に入りのタイ料理屋があります。

先日は、お店でロイガトン祭というのをやっていました。
ロイガトンというのは、日本で言う灯篭流しで、川にお花や蝋燭を乗せたバナナの葉で作った入れ物を流すのだけど、“恋人同士が一緒に流すと来世も一緒になれる”と言われてるんですって。
そのためタイではバレンタインデー的な意味もあるらしく、お店では「カップルのお客様にはデザートをサービス」と書いてあったのです。

そのとき私たちは計5人で、内訳は女性4人、男性1人。
詳細内訳はノンケ女性1人、男女カップル1組、レズカップル1組(←私たち)、でした。

タイ人の女性店員が私たちのテーブルで「今日はロイガトン祭ですよ」と言った時、ノンケ女性1人参加のmちゃんが「あっ、ココとココがカップルですよ〜」と、さらりと言うではありませんか。
「わかりました!」とチャーミングな笑顔を残して去っていく店員。

「大丈夫かしら?私たちもカップルと認められるかしら?」
と私が言うと、
「え?なんで??だって、カップルじゃん」
と、天然なmちゃん。

しばらくしてチャーミング店員は、男女カップル、レズカップル(←私たち)、mちゃん、への5つのココナッツアイスを持ってきてくれました。

世の中に男女カップルサービスプランは多いけど、これからは同性カップルプラン、お一人様サービスプラン、とか色々バリエーションが増えればいいのにね。
と、最近1人回転寿司も平気になって思うのでした。


■フェティッシュ
Twitterで紹介されていて知った「八重歯ガールの全て」というブログを思わず読破してしまいました。
私も元々八重歯は好きでしたが、八重歯ガールを読んでますます好きになりました。
文章の面白さに加え、八重歯を矯正(該当ブログでは卒業)したガールに対して、

『当ブログのモットーは「八重歯を卒業した人を責めることなかれ」。その八重歯を惜しみながら「ありがとう」の言葉とともに見送りたい』

という優しい視点が良いですよね。

ai.jpg aiai.jpg
私にとっての八重歯ガールはやっぱりこの人。
世界一おめでとう!(しかし八重歯は卒業済)

八重歯ガールブログにもちゃんとはるな愛ちゃんのことは載っていて、好意的に書かれていました。
面白い文章と愛情によって自分の大好きなものを広めていくブログの姿勢は見習いたいものです。

ちなみに上のタイ料理屋は、はるな愛ちゃんのお好み焼き屋(グランプリ受賞!生ビール半額 ニューハーフプライス キャンペーン中!!らしいわ)のすぐ横にあるとこです。
セクシュアルマイノリティに優しい一帯なのかしらん。
LGBTのみなさん、アライさん(←最近知った言葉:LGBTフレンドリーな人たちを指すらしい)レッツラゴー。
posted by bianca at 15:01 | Comment(8) | TrackBack(0) | カミングアウト
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