なんだか一気に数十年の昔に巻き戻された気分です。
■フィルタリングの必要性、同性愛サイトやプロフなどで親子に意識差
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/02/18/18493.html
こういうニュースを見ると、まだまだこんなお気楽なblogを書く時代にはなっていなかったのかな?
と感じてしまう。
同性を好きになって、悩んで、苦しんで、自分が世界でたった1人になってしまったような孤独と絶望があった十代の頃、私の時代はネットが無かったから、たまに雑誌に取り上げられていた同性愛特集や「ラブリス」というミニコミ誌にどれだけ助けられただろう。
今の子達はネットで同じように悩む仲間を見つけることが出来る。それで救われる子が昔より増えたはず。
それがまた規制?
信じられないね。
真実から遠ざけたところで何の解決にもならない。
同性愛者ではない子供たちにしても、そんな風に純粋培養で視野が狭く育った子供は、異質なものを排除する偏見に満ちた人間になるのではないかと不安です。
なんて憂えている最近、10代のビアンカップルと知り合って感じたのですが、自然に受け入れ、悩まずにまっすぐ恋愛をしてる子も多いのですね。
既にそのまま“妹”のサイトでUPされていたので、いつもの隠しハートは小さめに。
妹というよりもはや娘か。
好きな人を偽らず、偏見に負けず、差別をしない子にすくすく育っておくれ。
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と、まっすぐに恋愛してこれなかった一応10代ビアンです。
ホントに規制されたりしたら情報が手に入らないだけでなく、規制される=有害≒異常という意識を刷り込んでしまいます。
言いようのない怒りがこみ上げます。
お気楽ブログの裏で、まじめ〜な当事者本でも書いてみたら。
カミングアウト・レターズの二番煎じもありかと・・・。
コメントしようと思ったけど長くなっちゃったんで裏ブログのほうでエントリにしました。
しかもめっちゃ文章がかたい…。
このアンケート、同性愛に限らずいろいろ興味深いですね。
早く表ブログを復活させたくて最近うずうずしてます。笑
まあものの見事に中高生しかいませんね。そしてゲイコミュニティの多いこと。
ちょっと危険・・・・というか、危険にさらされる可能性はあるな・・・・と思ったのも事実です。
自分の10代の頃と比較して、ゲイユースの仲間作りや恋愛に関していかに劇的な変化があったか・・・・を実感しました。
同性愛サイトも規制すべき・・・・と考えている保護者さんたちの頭の中には「我が子も同性愛者かもしれない」っていう考えはないのでしょう。
また、どうしても過激な情報ばかりが先行し、性的なものをよしとしない保護者さんには眉をひそめたくなるものがあるのも事実でしょうね。
ゲイユースにとっては、性の問題とメンタル面の問題が切り離せないものですし、情報の送り手=大人が色々気を使ってやる必要はあかもしれません。
でも規制したところで、結局抑圧にしかならないと思います。
最近バックラッシュ的な動きがあまりに多いので、いい加減嫌になってもきますが
ここで折れちゃだめなんだろうなあ。
世間一般をみれば切りがないけど、よく目を凝らせば「同性愛文化」の歴史ジャポンが見えてくる。
でもさ「レズビアン文化」ってあんま見えてこないなー。過去も今も。もちろん個々では、そりゃ、あったんだろうと思う。でもさー社会のなかの営みというか・社会に対してつながりが見えてこない。だから「ビアンカルチャー??」まで来ないのかなァ。オトコは社会まで消化させる(皆で群れて)力が在るよね。なんかビアンは誰かが声をあげても他につながってかないって言うか・・そういう性差?をかんじるなァ。
やれBLだの百合だのLの世界だのと、ただ娯楽として消費するだけでなく、やはり同性愛についての正しい知識を広めていくことの必要性を改めて痛感しました。
とはいえ、学校でも教えないし、メディアが垂れ流す情報は相変わらず歪められたものばかりだし……日常生活で正しい情報に触れる機会が皆無という状況を、何とか変えていかなきゃいけないですね。微力ながら、僕のサイトがその一助になればいいと願ってます。
この件に関して、朝日新聞に石川大我さんの投書が載りました。「87.8%」の中の人たちの目に留まることを祈りたいです→http://akaboshi07.blog44.fc2.com/blog-entry-1187.html
「規制される=有害≒異常という意識を刷り込んでしまう」まさにそれが一番悲しいことですね。そして、もし規制されていたら、10代のcastleさんとも出会えなかったのですね。そして私は、ネットで出会った今の大切な恋人とも出会えなかった。そう思うと、私もこの安易な規制に言いようの無い絶望を感じます。
>倖さん
「人の奥底にあるものが素直に出てきた」そうなんでしょうか?ならちょっと恐いですね。『カミングアウト・レターズ』まだ読んでいないのですが、彼女がカミングアウトしてからちょうど1年、お気楽の裏にも色々なことがありましたから、それもたまには書いていこうと思います。倖さんもGIDカムアウトについて書いてください。
忙しい中コメントありがとうございます!表サイトは更新してないことをわかっていながら毎日覗かずにいられません。そんな人がたくさんいることでしょう。戻ってきてくれる日を待っています。
>Kazuccineくん
「危険にさらされる可能性はあるな・・・・と思ったのも事実」そうですね、私も携帯コンテンツをちょっと仕事で扱っているので、性描写の激しさや安易な出会いなどが多いのは実感しています。「情報の送り手=大人が色々気を使ってやる必要」というのはあると思います。「異性愛」の中の一部である援交やポルノが規制されるならば、「同性愛」も全て規制するのではなくその中の危険な一部を規制するならすれば良いかもしれませんが、全ての「同性愛」ワードを放り込む乱暴さにはやはり納得できませんね・・・。
お天気の日にまたの書き込みありがとうございます。同性愛=男性のゲイ、という認識は一般的にあるかも。男色は昔からあったしね。「社会のなかの営みというか・社会に対してつながりが見えてこない」これは歴史の上での男女差の問題でもあるでしょうから。そう考えると男女が平等(少なくとも建前では)になった今、レズビアンの歴史も表立って作られ始める時代になってくることを期待したいですね。
>Ossieさん
「やれBLだの百合だのLの世界だのと、ただ娯楽として消費するだけでなく、やはり同性愛についての正しい知識を広めていくことの必要性を改めて痛感しました。」そうなんですよね、私のとこもお気楽blogですが、もっと訴えていきたいことももちろんあるのですが・・・同性愛を気持ち悪いとか感覚的に許せない人に対して、どんなにblogで怒っても仕方が無い、という諦めはありました。でも、Ossieさんのおっしゃるように、朝日新聞の石川大我さんの投書、いつも読んでいるakaboshiさんのblogなどのように私も声を上げたいとは思っています。
読んでいた人、どのくらいいるのでしょうか?ってか、知ってる人いるのかな。
すごくうれしくて。
レズビアンにも歴史はありますよね。
「ラブリス」知ってる人、私の周りにも少ないからうれしいです。私は当時高校生だったから、家に届くのがハラハラでした。そう、実は日本のレズビアンにも歴史に隠れた歴史があると思います。