2013年12月02日

駆け落ちすればいいじゃない

レズも走る師走、皆様お忙しくお過ごしでしょうか?

私はYoutubeで台湾ドラマ『ニエズ〜Crystal Boys』 見て号泣しています。
語学のためという建前で見始めたのですが、これがすごいドラマでした。
「ゲイ版おしん」のような主人公がひたむきすぎてね、ううぅ。

台湾で連ドラ放送されたこのドラマは1970年代の台北、ゲイが集う公園(ハッテン場?)を舞台の中心に様々な物語が展開するのです。すごいですよね、こんなドラマが公共放送されるなんて。しかもたくさんの賞を受賞したそうですよ。
毎回ドラマの冒頭で、ゲイバレした主人公が父親に家から叩き出されるシーンから始まる、決して明るいドラマではないのですが、家族や友人との心打つエピソードも随所にあるのです。
と言ってもまだ10話(全20話)くらいまでしか見てない上に中国語字幕なので、わからないところは得意の妄想で補っているため、日本版DVD(約3万円・・・)をいつか買って見たら違う物語に震えるかもしれません。

niehtzu.jpg
このために父親から追い出されることとなった主人公。
この場面に至るまでの経緯や動機がとても切なく美しく描かれていました。


先日見た回では身分の差があるカップルが駆け落ちするシーンがありました。
人の良さそうな坊ちゃんが不良っぽいイケメンの手をとって「逃げよう」と家族の目前から走り去るシーン。清々しいほどベタな展開ですが、現実には難しいことですよね。

私がこの回を見た翌日に受けた中国語の授業内容が「結婚」でした。
具体例として挙げられた先生の従姉が29才で周りが焦って金持ちな男を紹介するが気に入らず、ようやく自分で見つけてきた男は貧乏で大反対されていると。

そこでまだドラマ世界に半分浸かっていた私は「駆け落ちすればいいじゃない」と能天気に言ってしまいました。すると先生(中国の大学生)は「それはあまりに子どもっぽい!そんなことできるはずがない」と言ってましたね。

なるほど。

家族のために自分たちの気持ちを捨てることが大人だとする見方。
自立した大人同士なのだから家族から離れて2人生きる道が大人だとする見方。
色んな見方がありますね。

私は家族を説得して理解を得て彼女と一緒に生きる道を選んだ。
私の彼女は長い時間をかけて家族に認めて(諦めて?)もらう道を選んだ。

もし引き離されるほどに大反対されていたら、私はやっぱり駆け落ちしていたと思う。
駆け落ちして幸せになれるとは限らないけれど。
そしてそれが正しいとも思わないけれど。

家族のために結婚して誇りをもって生きるのも1つの生き方だと思う。
陰で本命の人と会い続ける道もあると思う。
ただ中国では現在、「同性愛者の男性を夫に持つ妻の会」が実際に存在するのです。

●「夫は同性愛者」が1600万人!?報われぬ愛に涙する女性たち

自分の道を捨てて家族のためにした立派な結婚のはずが、新たな犠牲者を生む場合もあるのよ。


ということを先生に話せるだけの語学力を身につけるのが、まずは私の目標です・・・。
posted by bianca at 23:17 | Comment(3) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
at 2013年12月02日 23:43
とりあえず授業に遅刻しないで頑張ってくださいよ!
Tai at 2013年12月03日 12:02
ずいぶん前のドラマですね。
今の台湾では、ゲーパワーはすごくて、アジアで一番同性婚できる国になるかな、私は思います。
でも、中国人の婚姻は確かに、ラブより家族ですよね。最近私の母親もうるさくなったわ。誇れる結婚相手を探せって。
bianca at 2013年12月13日 04:43
>悦っさん
おとっつぁん、それは言わない約束でしょ!?

>Taiさん
そうですね、放送されたのも10年以上前かしら?時代も古いのですが、台湾もこんな時代があったんだなぁと懐かしくなるくらい、今の台湾のゲイパワーはすごいですよね。Taiさんのお母さんもTaiさんのことを思って言うのだと思いますが、Taiさん自身が後悔しない道を選んで欲しいです。
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