先日TwitterのRTで回ってきた女装家キャンディ・ミルキィさんの画像があまりにお変わりなくて。
画像お借りしました中学生のときから原宿でお見かけし、大人になってからはLGBT系パレードでお見かけし。
いつの時代もミルキィさんはミルキィさんで、ブレないなぁと思いました。
そして突如、小学生のときにいがらしゆみこ氏の『アンはアン』という漫画が好きだったことを思い出しました。多分『キャンディ
キャンディ』より好きでした。
うっすらとしか覚えてないのですが、ボーイッシュでかっこいいBOI(今風に言ってみました)が主人公でした。
あなたはどっちのアンが好み?両親が離婚した主人公のアンは、ニューヨークに住むフェミニストの母親の前では短髪ボーイッシュになり、田舎の古風な父親の前では長い髪のウィッグをつけて可愛らしい少女になるのです。
それは外見だけではなくて、中身の性格もガラッと変えて演じてみせる。
両親に好かれたくてひたむきに頑張るいじらしいアンに心を打たれたものです。
でも、結局「本当のアンはどこにいるの?」というところから自分探しの旅が始まったように思います。
私は女の子が好きだと意識しだした時、女の子にモテたくてボーイッシュな格好をした時期がありました。
全くモテませんでしたけど!そりゃそうですね。ボーイッシュでモテる女の子はモテたくてそうしてるわけではなくて、スポーツやってたり、自然とそうした男前オーラがある人ですものね。
で、二丁目あたりのレズビアンコミュニティに出ていくと、逆にフェムフェムした人がモテる傾向に。
フェムオフに潜入すべく無理やり女っぽい恰好をして慣れない女装子になってるBOIさんもいますね。
いつもはオネエぶっこいてるゲイ友が、好きな男の前では頑張ってオラオラしているのを見たり。
これらはみんな「アンはアン現象」なんだろうなー、と思うのです。
そこにいくとキャンディ・ミルキィさんってブレないですね(話が戻った)。
自分が本当にしたい恰好、女装を貫いてる。まぁ、普段のキャンディさんを知ってるわけではないんですけど。少なくともモテ願望よりは自己表現を貫いてらっしゃるのではないかなぁと。
私も人の視線や好みに必死に流されるのではなく、自分の本当にありたい自分でいたいなと思うこの頃です。
余談ですが、いがらしゆみこ氏の息子さんは「男の娘」でしたね。
・「母は嬉しいです!」 いがらしゆみこさんの息子が“男の娘”になっていた件さすが80年代に「アンはアン」の世界を描いた漫画家さんだけあって理解があって素敵なお母様です。
posted by bianca at 22:28
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日記