左はかよちゃん愛用香水ビクトリアシークレットのAmberRomance☆
ということで、行ってきました「LGBT成人式」。
「かよちゃんが出るから行きましょーよ!」とLGBTのTの友人に誘われてサイトを見てみると、おや、「にじいろかぞく」のオノさんも出るじゃないの。年齢も問わないとのことなので、これはちょっと行かねば、と。
L(レズビアン)の私と、T(MtF)の友人2人とで出かけました。
思えば、私たち3人が出会ったのはちょうど20才の頃、遥か昔の学生時代。
当時、私は彼女などできる気がしなかったし、MtFの友人2人の外見はまだメンズでした。
そして3人とも成人式には出ませんでした。
なので自分の成人式エピソードは全くないのですが、大好きな美容師さんブログのエピソードが心に残っています。
彼女は、20才の成人式の日に親に連れられてきた多くの新成人たちの着付けやヘアメイクをしていたため成人式には行けなかったけれど、その日に働いている自分を誇りに思った、という話。
これを読んで、私の大きな頭が下がりました。
さて、そんなこんなで我々L+Tで出席したLGBT成人式。
300人のホールは満員で、前方はメディアの撮影OKゾーン、後方はNGゾーンと別れています。
式の様子は日テレのNEWS ZEROでも取り上げられていましたね。
世田谷区長をはじめ、多くの議員の祝辞もあり、粛々とした雰囲気で進行します。
議員の方の1人が壇上で「レズ」と言い放ったのにはざわわとなりましたが、悪気はないのですよね、でもやはり公式の場ではね。はは。
成人の言葉では、会場からすすり泣く声も。
「つきあっている彼女が友人に自分を紹介してくれて、とてもうれしかった」というFtMの新成人の話。一般的には些細な“普通のこと”でも、なかなか難しいし、それが叶えられたとき、自分の存在を認めてくれたことが本当にうれしいのよね。
私たち3人はもう慣れてしまったけれど、初心に帰る思いでした。
こんな厳粛な雰囲気をガラッと豹変させたのは、2部トークで登場したMEGUMI姐さん。
この日のために新調したという黒のセクシー系ラメドレスで「完全に服を間違えてしまった」と恥ずかしそうに登場。
いえ、むしろ「自分のしたい服装で」という今回のLGBT成人式の趣旨に一番合った服装だったのではないかしら?
彼女の「ゲイとノンケ女性のペアや、カップルでなくても女性の友人3人で子育てしたり、色んな“家族”の形が存在する」という話がとても良かった。
様々な個性のゲストによるトークは笑いあり涙あり。
私たちにとって、とても楽しい、人生初の成人式となりました。
◆衝撃の「百合パンツ」・・・続きを読む