2012年01月24日

ビバ!LgbT成人式

佐藤かよちゃん大好き!

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左はかよちゃん愛用香水ビクトリアシークレットのAmberRomance☆


ということで、行ってきました「LGBT成人式」。

「かよちゃんが出るから行きましょーよ!」とLGBTのTの友人に誘われてサイトを見てみると、おや、「にじいろかぞく」のオノさんも出るじゃないの。年齢も問わないとのことなので、これはちょっと行かねば、と。

L(レズビアン)の私と、T(MtF)の友人2人とで出かけました。
思えば、私たち3人が出会ったのはちょうど20才の頃、遥か昔の学生時代。
当時、私は彼女などできる気がしなかったし、MtFの友人2人の外見はまだメンズでした。
そして3人とも成人式には出ませんでした。

なので自分の成人式エピソードは全くないのですが、大好きな美容師さんブログのエピソードが心に残っています。
彼女は、20才の成人式の日に親に連れられてきた多くの新成人たちの着付けやヘアメイクをしていたため成人式には行けなかったけれど、その日に働いている自分を誇りに思った、という話。
これを読んで、私の大きな頭が下がりました。


さて、そんなこんなで我々L+Tで出席したLGBT成人式。
300人のホールは満員で、前方はメディアの撮影OKゾーン、後方はNGゾーンと別れています。
式の様子は日テレのNEWS ZEROでも取り上げられていましたね。
世田谷区長をはじめ、多くの議員の祝辞もあり、粛々とした雰囲気で進行します。
議員の方の1人が壇上で「レズ」と言い放ったのにはざわわとなりましたが、悪気はないのですよね、でもやはり公式の場ではね。はは。
成人の言葉では、会場からすすり泣く声も。
つきあっている彼女が友人に自分を紹介してくれて、とてもうれしかった」というFtMの新成人の話。一般的には些細な“普通のこと”でも、なかなか難しいし、それが叶えられたとき、自分の存在を認めてくれたことが本当にうれしいのよね。
私たち3人はもう慣れてしまったけれど、初心に帰る思いでした。

こんな厳粛な雰囲気をガラッと豹変させたのは、2部トークで登場したMEGUMI姐さん
この日のために新調したという黒のセクシー系ラメドレスで「完全に服を間違えてしまった」と恥ずかしそうに登場。
いえ、むしろ「自分のしたい服装で」という今回のLGBT成人式の趣旨に一番合った服装だったのではないかしら?
彼女の「ゲイとノンケ女性のペアや、カップルでなくても女性の友人3人で子育てしたり、色んな“家族”の形が存在する」という話がとても良かった。
様々な個性のゲストによるトークは笑いあり涙あり。

私たちにとって、とても楽しい、人生初の成人式となりました。


◆衝撃の「百合パンツ」・・・続きを読む
posted by bianca at 00:05 | Comment(424) | TrackBack(0) | 日記

2012年01月12日

多様な愛の形を演出する写真館@横浜

2012年、今年もよろしくお願いします。

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実家玄関のスモールワールド

新年早々、問題児祖母と母と横浜中華街に行ってきました。
三が日の中華街は大混雑です。
甘栗を押し付けてくるおじさんを避けつつ、おばあちゃんの手を引きながらなんとか入れそうな四川料理屋さんでまずは腹ごしらえ。

女王様が口の中で鞭を振るう辛さ(杉本彩さま語録)の麻婆豆腐を美味しい美味しいと平らげるドMばあちゃん。ドM味覚はしっかり隔世遺伝されており私も残さず頂きました。

その後、横浜大世界にある『笑顔変身写真館』という直球すぎる名前の写真館に行きました(苦笑)
前から気になっていた「多様な愛の形を演出します!」と紹介のある専属カメラマン。なかなか妖しい風貌です。

「多様な愛」と言っても今回私たちは親子三世代のいたってマジョリティな愛の形を撮ってもらうわけですが。そして残念ながら今回そのカメラマンさんではなかったのですが、とても感じの良いスタッフの方々でした。

どうしてこの店を知ったんですか?と聞かれたので、サイトを見て『多様な愛の形を演出』というのが良いなーと思って、と伝えると

「そうなんですよー、うちはセクシュアルマイノリティの方々大歓迎なんです」
「うちのスタッフにもいるんですよ」
「お客さんも性別に関係なく夫婦でチャイナドレス着たり、夫婦逆転の衣装だったり、様々なんですよ」
「ご自分が一番着たい衣装を選んでください」

と、お正月の中華街で“セクシュアルマイノリティ”という言葉が朗らかに発せられる昼下がり。

最初「こんな年でチャイナ服なんて恥ずかしいよ〜」と渋ってた祖母が最終的にはノリノリで頭に花までつけていました。
「白髪には明るいお花がとても映えるんですよ〜」「お綺麗ですよ〜」と、さすがカメラマンさん。
祖母は深緑、母は黒、私はピンクのチャイナドレスを選び、撮った写真を選ぶ段階ではみんな自分の写真写りしか気にしてない。

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祖母とラブラブ(金くれジェスチャーではありませんよ)

ぜひ誰か同性カップルでラブラブ写真を撮ってきて欲しいものです。
今回は何より、最後におばあちゃんが「みんなで写真を撮ったのが一番楽しかった!」と言ってくれたのがうれしかったです。
これで10年前から言ってるヨーロッパ旅行、本当に連れていってくれるかしら。

◆レズビアン情報サイトのあれこれ・・・続きを読む
posted by bianca at 01:08 | Comment(4) | TrackBack(0) | カミングアウト