今年もこんなレズレズしいblogを読んでくだすった方々、本当にありがとうございました。
ところで年末年始の親戚との集いという緊張のイベントでは、彼氏は?結婚は?紹介しようか?攻撃に、修行僧のように心を無にしてその場をやり過ごしている人も多いのではないでしょうか。
先日私も久しぶりに親戚一同と会ってきました。
私は二親等までほぼカムアウトしているので、気楽な面もあれば「いや、その話題はこの子には触れないでやって!」と気を使ってくれている空気も感じてやはり少々気まずい。
そんな中カムアウトこそしていないけれど、カラオケでKARAを歌うくらい仲良しのおばあちゃん。親戚の中ではちょっと問題児と言われたりもしているのですが、この日も突然私を手招きして、耳元で「今度ね、あんただけね、ヨーロッパ旅行に連れてってあげるから!」って、すごいデカい声で内緒話。
全員に聞こえてるよね!超気まずい。
しかもおばあちゃん、それ10年以上前から言ってるよね?
ということで、親戚との集いはなかなか大変。年越し地元に帰りたくない〜結婚結婚言われる〜なんて声をあちこちから聞きますが「遠い親戚より近くのレズ」、待ってるからまた来年元気に戻っておいで〜!
◆プレゼントとコンプレックス
Xmasシーズンが近づき、それとなくわざとらしくマフラーが欲しいと匂わせていたのですが(「冬に魅力的な女性像」記事を意識したわけではないですよ)、彼女から渡されたのはどう圧縮してもマフラーは入らない小箱。開けてみると可愛らしいネックレスでした。
正直な私の顔が一瞬曇ったのでしょう。
「・・・気に入らなかったんだね」
ドSが悲しそうな顔をします。違うの、ネックレスはとっても可愛い。しかしチョーカーのようなこの短さが問題。顔がね、ますます大きく見える禁断の長さではないかしら?
すると彼女からこんなエピソードを聞きました。
面倒なのでTwitterはりつけ
店員さんにカムアウトしてくれたんですね。ちょっとうれしかった。顔のデカさなんて気にしないで彼女の優しさを身につけよう。
翌日彼女から「ごめんね、biancaの顔の大きさが気にならないくらい大きなダイヤのネックレスを買えるように私がんばるよ」とメールが。
ありがとう(涙)、でもダイヤの大きさじゃなくて、チェーンの長さが問題なの。
◆女性誌「SPUR」と「nuts」
全く毛色の違うファッション誌を2冊買い、お洒落に突然目覚めて自分探しに迷走しているかのようです。
いえ、「SPUR」は“ボーイッシュ女子の時代”という特集にAmberが出てるとのことで。しかしこの特集、佐良直美からシェーンまで幅広すぎに言及していてびっくりでした。
「nuts」は以前も書いたモデルカップルの近況が載ってるとのことで。
その後ビアンイベントのDJでも活躍されていると聞きましたが、雑誌では特別なことでもなく「ラブなカノジョ」とさらっと書かれていてカッコイイわ。こうした一般ファッション誌に同性カップルも普通に載ることに新しい時代を感じたりして。
しみじみ。
ということで、良いお年を。