2011年03月24日

ねばっこい愛情で

それまで毎日食べていた納豆を、震災以来初めて食べました。

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特別出演:野郎風ネコとギャル「小さなLの世界

ふと思い立ったドSが仕事帰りに納豆専門店「せんだい屋」まで行って買ってきてくれたのです。
店は閉まっていたようですが自販機で購入。
節電のため暗い帰り道、納豆を片手に歩いていたドSの横を通りかかった自転車が何かを落としたようで、ドSはすぐさまそれを拾い上げて追いかけたそうですが、自転車のおばちゃんはちょっとふり返ったものの、そのままスピードをあげて疾走。
それでもドSは息を切らして追いかけ続け「落し物ですよ!」と大きな声で叫んだらやっと止まり、無事に渡すことに成功。
落し物はスポンジだったそうですが、ドSも不審者で終わりたくなかったのでしょうね。

そんな思いまでして手に入れてくれた納豆とは知らなかったけれど、
家に帰ってきたドSが「プレゼントがあるよ」と見せてくれたときは本当にうれしかった。

あの日から牛乳も納豆もなかった。なければないで「ケーキを食べればいいじゃない」とマリーアントワネットになれるため、殊更に主張していたわけではないけれど、それでもこっそり買いに走ってくれた彼女のさりげない優しさが本当にうれしい。

これからも納豆に負けない、ねばっこい愛情でお返ししていきたいと思いました。


■ iPhoneアプリ「ソフトバンクかんたん募金」
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http://mb.softbank.jp/mb/iphone/service/app/donations/

現在ずっと自宅勤務でひきこもり状態の私でもできる募金です。

■ 同性婚・・・続きを読む
posted by bianca at 01:04 | Comment(11) | TrackBack(0) | 日記

2011年03月15日

レズキュー隊として

地震後に避難させてもらったカップル宅にて。
カップル片割れの極寒ダジャレズ(だが一級建築士)が「何かしなくては!何ができる?私、レズキュー隊になりたい!」と言いながら1人暮らしの友人に片っ端から安否確認を行っていました。

私もレズキュー隊として何ができますか?

毎日テレビで報道される悲惨な現実に、いったい自分に何ができるのでしょうか。
義援金、節電、そして自分のなすべき仕事を通常通り行うこと・・・

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ガガ様は早速動いてます

こんな大災害のもとでは、人種や性別やレズビアンであることなど関係ないとは思う。
思うけれども、被災された同性愛者で最期まで愛する人を誤魔化さなくてはならなかった人もいたのではないか?と思いを馳せずにはいられません。

地震が発生したとき、私はいつも通り高層階にある会社でPCに向かっていました。
あら、眩暈かしら?と思った直後には凄まじい横揺れ。
東京は震度5強とのことですが、耐震構造の高層ビルのためブランコのよう。

ビルの館内放送からは「当ビルは安全です」と繰り返されるアナウンス。
とはいえ、これ崩壊したらもう終わりよね?
エレベーターも止まっているし徒歩で降りたらどのくらいかかるのかしら?
とりあえずビルの中にいた方が安全、交通機関も大混乱との情報から、社内泊となりました。
連絡がつかず、家族の無事を祈る同僚たち。
夜中は余震のたびに気持ちが悪くなり、廊下の壁にある亀裂を見たときは非常階段を駆け下りたくなりました。

私がそんな夜を過ごしているうちに、彼女は会社を出て行けるところまで電車に乗れたものの途中からは断念して徒歩。足を怪我していたからだいぶ辛かったろうと思います。

私と彼女を一番最初につないだのはTwitterでした。
携帯電話もメールも繋がらない中、Twitterは一度も落ちなかった。
初めてTwitterの存在に感謝したわ。
Twitterでは、友人達の様子を知ることもでき、1人で夜道を歩く彼女へも多くの人が励ましてくれたようです。
彼女との距離がわかり連絡も取れるスピンドルも役立ちました。ビバ!レズツール。
スピンドルでもTwitterでも、彼女に家に来ても良いよと声をかけてくれた人がいたようです。
ありがたいことです。

結局彼女は夜中、私は明け方にタクシーでレズキュー隊の友人宅に辿りつき合流。
会えたときはうれしくてうれしくて。

母から言われた言葉。
「震災に遭った時、もし食べ物を持っていたら惜しまず周りの人に分けなさい。
数日食べなくても死なないし、それで周りと和む方がずっと大切だから」

それを実践したかったけれど、今回は会社でも友人宅でも、私の方が分け与えてもらう立場でした。うう。

これから周りに恩返しをして、自分にできる支援をしたいと思っています。
そして、せめてスーパーやコンビニの備蓄品を東京にいながらにして買い占めたりしないようにしたいです。
posted by bianca at 01:17 | Comment(332) | TrackBack(0) | 日記

2011年03月06日

レインボー・ローフードとは?

今日はカラダに良いお話。
マラソンとかロハスとか、健康美にコーティングされたキラキラブログって素敵ですよね。
いつもレズレズ言ってるだけのブログじゃないのよ(嘘)☆

ということで、お友達に連れて行って頂きました。

浜松町にあるローフードの専門店『RAINBOW RAW FOOD』。

モデルさんなども通う注目の「ローフードCAFE&BAR」だそうですわ。

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飲みやすい生姜ジュースもオススメ♪

ローフードとは
自然の食材(野菜や果物など)を加熱せず、生のまま丸ごと食べることによって、生きたビタミン・ミネラル・食物酵素を体内に取り入れる食事法 Rainbow Raw Foodより

ということなのですが、名前もRAINBOWだし(関係ない)、私のカラダにも優しいはず!とワクワク。
自分の体温より低いものは食べないほうが良い、という説をどこかで聞いた気がしていたので、この食事法は新鮮でした。

カラダに良いので、薄味なのかしら?と思ったところがどっこいどどすこ濃い味付けが大好きな私でも美味しく頂けました。味、あるよ!(食事レポ下手くそでホントすみません)
特にRAWクレームブリュレは絶品でした。

ただ、やっぱり基本的に冷たいor常温の食べ物なので、カラダが慣れていなかったせいでしょうか。
もしくは単に食べ過ぎたせいでしょうか。翌日ちょっとおなかがユルくなりまして。
ピンクの小粒ダイエットみたいな効果があったら良いな〜と思いました。


余談ですが、スタッフ紹介に載ってるベジ村さん可愛いわ。
私もこれを機会にベジビアンになろうかしら。



『女装検定に合格しました』・・・続きを読む
posted by bianca at 22:07 | Comment(9) | TrackBack(0) | 日記