年齢的にも系統的にもかすりもしない『Happie nuts』。
もちろん、人気モデルが女の子とつきあってることを発表したページがある、というのを聞きつけて買ってみたわけですけども。
まー、可愛い!綺麗!
「アタシの恋人は女の子。」ですって。
上半身裸の彼女さんが、カムアウトしたモデルさんに抱きついてらっしゃるの。
若くして有名な人がカムアウトすることで必ず起こる、周りの大きな期待によるプレッシャーやら偏見やら売名行為と言われるようなことに、どうか負けないで。
力み過ぎず、マイペースに進んでいって欲しいと思います。
とは言え、ファッション誌で堂々と同性の恋人のことを公表する人が現れたことは、やっぱりうれしい。
モデルのカムアウトは、今まで海外の手の届かない別世界のことだった。
今回も別世界であることに変わりはないのだけど、やっぱり日本の若者が憧れるモデルにこうした人が出てきたことは、海外のセレブゴシップよりは身近に感じてしまう。勝手にね。
しかし、このカムアウト「人生を100倍楽にする 勇気の言葉」という特集ページに掲載されていたのですが、他のモデルのページを見てみると
「女のコがキレイな時なんて20代までじゃん。自分がキレイなうちに遊んどかないと後悔しそう」
なんて言葉にガーーーン。人生の斜陽を感じてしまいました。
その他、誌上には「毒カワ」「なちゅエロ」「ゆるエロ」など意味不明な単語のオンパレード。
誰か注釈つけて・・・
それにしても、この雑誌のモデルさんたち強そうだわー。肉食系というより野獣系という感じ。
掲載服の値段の安さにも驚いたけれど、安い服をこんなにカッコよく着こなしてしまうのが、若さとスタイルの良さなのね〜。
すごいわ〜。
なんて、娘の部屋に掃除機かけに入って、たまたま手に取った雑誌に夢中になってしまったお母さんのような心境で頬に手を当て熟読してしまいました。
私と同じようにジャンルは違うけども今回のカムアウト記事を読みたくて、ドキドキしながら雑誌を買ってしまったレズビアンは他にもいるんじゃないかしら?
今号でnutsの売上が伸びれば、こうした子がまた出てくるかもしれないので、勇気を出して買ってみましょう?