2010年11月28日

レインボーおばちゃん

ドSと2人、今日もまたgossipでの会話です。

biancaLGBTアワードなに着ていこうかしら?」
ドS 「そのためにスーツ買ったって人もいるんだから、ドレス買ったら?」
bianca 「レインボーワンピじゃだめかしら?」
ドS 「またあれ?夏用だし、カジュアルすぎるよ。もういい年なんだから、ちゃんとしたドレス買いなよ」

むっとするbianca 「ちゃんとしたドレスって何?LGBTアワードは“虹の架け橋をかけた人々”を表彰するイベントなんだから、彼らをリスペクトしてレインボーワンピだっていいじゃないの?」
ため息のドS 「そんなにいつも色んなLGBTイベントにレインボーワンピ着てったら、オリンピックおじさんみたいに名物になっちゃうよ?“ホラ、またあのレインボーおばちゃん来てるよクスクス”って言われるようになるよ?」


え?

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このお方のこと?

ドS 「もしくは新宿のタイガーおじさん?」

え?

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つい先日も路上でお見かけしたわね・・・

それはとても夢のあることのように思えるわ。
オリンピックおじさんやタイガーおじさんのように謎のレインボーおばちゃんと言われる人がいてもいいわよね?

前にgossipでお会いしたカップルさんがレインボーアクセのお店をやってると言ってたっけ。
やるなら頭からつま先まで徹底的にレインボーにして、レインボーおばちゃん目指してみようかしら。


■ 最近読んだ雑誌あれこれ

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友人のロンドン土産。イギリスのレズビアン雑誌「DIVA」

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レズビアンカップルも登場「TOKYO GRAFFITI」
レズビアンがゲイよりタブーな訳「サイゾー」
posted by bianca at 01:48 | Comment(4) | TrackBack(0) | 日常

2010年11月24日

Tokyo SuperStar Awards とは?

今年の夏、トラビアン・ナイトを一緒に企画したひとり、アキト氏が作るFTM雑誌「laph」がTokyo SuperStar Awards のカルチャー賞にノミネートされたようですわ。
それを知った瞬間、スター錦野風の衣装を着たアキト氏の姿が脳裏に浮かんだのですが、何はともあれおめでとうございます!

つい先日もドSと新宿をプラプラしていたらば、休日にも関わらずLaphの納品のためひとり働くアキト氏に遭遇しました。彼は本当に物腰が柔らかく、かつイケメンなのですよね。
個性的で面白い「laph」スタッフにもお世話になっているので、今回のノミネートを私もうれしく思いました。

しかし。

そもそも「Tokyo SuperStar Awards」とはなんぞや。スーパースター☆って言われても。

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http://www.tokyosuperstarawards.com/


サイトには、

「Tokyo SuperStar Awardsはレズビアン&ゲイ・カルチャー
LGBTコミュニティのために貢献された人々を讃えます」


と書かれています。

前回の日記には敷居が高いと書いたけれど、その名の通りラフな「laph」がノミネートされたことで、私としては少しそれが降りてきたように感じました。
→2010年度ノミネート発表

きっと他にも、「レズビアン&ゲイ・カルチャー LGBTコミュニティのために貢献された人々」はたくさんいらっしゃるだろうし、ノミネートに偏りがあると感じる人もいると思う。
でも、選抜は一般推薦の結果であることから、投票の段階でこのイベントをどのくらいの人が知っていたか?どの層に知られていたか?によって結果は変わっていたことでしょう。
Tokyo Wrestlingにもノミネートに関して色々な意見が来ているようです。

今回はまだ初回。
都庁で表彰式っていうのもすごいし、日本では今までに無いLGBTイベントだと思うので、いったいどんな内容なのか潜入してこようと思っています。


ゲストは最近「レズビアンキャラに」と報道された相川七瀬嬢というのもまた夢見る少女じゃいられない感じだし、MCがCampy!のブルボンヌさんとMEGUMI姐さんというのもゴージャスですね。


芸能人に似てると言われますっていうのは出会い系掲示板でも禁句、会って失笑だとは思うのですが、勇気を持って言ってしまおう。心優しい方からMEGUMIに似てると言われたことがあります。乳は偽装ですが。会場でMEGUMI似のレズビアンがいたら気軽に声をかけてくださいね!(きっと誰もわからない)



■♀♀ウェディングサプライズ飲み会
先日、カナダ挙式から帰国した友人カップルへサプライズ飲み会を仕掛けました。
ドッキリって仕掛けるほうは本当に童心に戻りますね。
驚かせたときのみんなのドヤ顔が忘れられません。
ご協力ありがとう。そしておめでとう!

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posted by bianca at 00:00 | Comment(5) | TrackBack(0) | イベント

2010年11月14日

虹が見たければ、雨を受けよう

昨日、友人からRENTのエンジェル役、田中ロウマさんのPVを教えてもらいました。
かなり直接的なSO GAYストーリー。最後のメッセージがじんときます。

shelter me - ROMA Tanaka


そしてちょうど先日、腐女子S江の強い勧めでミュージカル「RENT」を見に行ったのです。
S江は2度目。

ミュージカルに対しては、それに縁のない人が感じるであろう「台詞を歌いながら演じること」へ乗り越えられない壁を私も感じていました。

が。

そんな壁を突き破って胸に刺さってくる歌唱力と台詞の面白さ、そして後半は涙涙涙の展開。
昔、映画版を見たときは泣かなかったのになぁ。
S江からも「男同士で6回もチューするの!」という腐的な感想しか聞いてなかったので、それほど期待はしていませんでした。
が、こんなに涙を流すことになるとは。

どうでも良いけれど、私は嗚咽も漏らさず鼻音も立てずウミガメのように泣く特技をもっています。
音を立てずに笑うことは厳しいのですが、泣くことはできます。
しかし涙も鼻水も大放出です。

後半、横のS江はもちろん、会場のあちこちでもすすり泣きが聞こえるのですが、私の泣き方を教えて差し上げたい。

これから見る方の為に、ネタバレ、ダメ、ゼッタイ。なのでひとつだけ。
パンフレットに載っていた言葉から。

「虹が見たければ、雨を受けよう! ドリー・パートン」



■ Tokyo SuperStar Awards

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http://www.tokyosuperstarawards.com/

「この地球で誰もが幸せに生きていけるように虹の架け橋をかけた人々」
が表彰されるそうです。
なんだかすごい神々しいというか、敷居が高い雰囲気だけれども、ベストジーニスト賞とかそんな気軽な感じでの推薦でも良いのかしら?
posted by bianca at 12:39 | Comment(5) | TrackBack(0) | 日記

2010年11月07日

女と女の戦い

先日、女子プロかぶりつき観戦に行ってきました。

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血吹雪浴びそうなこの近さ・・・

動機はトラビアンナイトで拝見した井上貴子さんがあまりに小柄で可愛らしくて、この方がどんな風に戦うのか生で見てみたいわという気軽な気持ちでした。


気軽な気持ちで行って打ちのめされました・・・。

女性は月1で血を見てるから慣れてるでしょ?なんて言う男がたまにいますが、そんなわけないわ。
私は毎回貧血を起こすため、別室で横になりながら採血してもらうほどのヘタレズだったことを忘れていました。

スペインで幼い頃に闘牛を見て泣き喚いた記憶がよみがえりました。
血まみれの牛さんかわいそう!かわいそう!と大騒ぎしてつまみ出されたのです。

しかし女子プロはお互いの合意の下、プロとしての誇りを持って戦われているのだから、ちゃんと見なくては失礼だわ。応援しなくては!と自分を鼓舞するものの、場外乱闘が始まると誰よりも早く他人の足を踏みまくり、脱兎のごとく逃げました。脱兎なんて可愛いものじゃなくて脱豚(ダットン)?踏まれた方、ごめんなさい。痛かったでしょうね。

そんな感じで血の気を引きながら見ていると、横にいた某イッチーさんが耳元で

可愛い女の子が痛めつけられてるのを見るとゾクゾクするわ

と素敵な性癖をカムアウトしてくだすって、むしろそんなあなたにゾクゾクしたわ。
私は可愛い女の子が愛撫されてるのを見るほうがゾクゾクするかな。

最前列にいたけれども、パイプ椅子を取り上げられたあたりから私は後ろの方に避難。
ふと横を見るとなぜか横にいるのはイッチーさんとこのzenzzyさん。あれ?彼女はカックイイキャラじゃなかったかしら?ふふふ。

そんな中、最前列で望遠レンズを抱えるma&koカップルの姿。
そしてリングを跨いだ向かいにも♀♀カップルさんが観戦してるのが見えて、女子プロのレズビアン人気も伺えましたわ。

試合中の「ブス!」「テメーのほうがブスだろ!!」というブス使用率の高さには、ゲイメン人気の所以を見たような気もしました。


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オスカルのような貴子さん登場

そして肝心の貴子さん。
白い衣装に完璧なボディスタイル。リングでも美しい・・・。
しかし血を流し始めたあたりからやはり見ることができませんでした。
結局貴子さんは負け、相手選手から条件として「私と組んで」と恥ずかしそうに言われ、それを受ける展開になったことが、カップル萌えとしては一番心に火が灯ったのでした。
腐的観戦ですみません。

試合内容は、きっとまたmaちゃんが「女子プロ愛」で書いてくれると期待します。

そんな終始ヘタレズな私でしたが、帰りの大混雑のロビーで先に行く彼女が邪魔だったのか見知らぬ男にエルボーされてるのを見た瞬間、「テメー!ふざけんな!」とキャラが崩壊して男に掴みかかりそうになりました。彼女は無視して行ってしまったので、実現はしませんでしたが、やはり影響されるものですね。


彼女を守れるようなかっこいい女性になりたい!そんな勇気をもらえた女子プロ観戦でした。
posted by bianca at 12:39 | Comment(8) | TrackBack(0) | イベント