2010年09月29日

彼女の筋肉家族と会うの巻

ノンケでもレズビアンでも、交際してる相手の家族に会うのは、ドキドキですよね。
私が彼女の家族と会うのは、この11年でたったの数回。
しかも、私達の関係を知らせてから会うのは、先日が初めてでした。

彼女の家族へのカムアウト遍歴はこちら。
■ 2007年02月12日 「彼女のカムアウト」初めてのカムアウト!編

■ 2007年02月25日「彼女のカムアウトその後」はやまるな!編


彼女の家族は、親子で体育大出身という筋肉一族。
きっと夕食はプロテイン。

そんな筋肉一族のはずのお父様が出演される演奏会にお呼ばれしました。
お父様には知らせないで欲しいというお母様の意向により、知らないのはお父様だけ。
会う前、彼女宛に「いちゃいちゃしてはダメよ。“お友だち”なんだからね」と釘を刺された彼女。
私はお菓子を持って彼女のルームメイトとして会いにいきました。
お兄様の次期嫁は大きな花束を持ってきていました。

お父様は私を見てすぐに「biancaさんも来てくれてありがとう!」と彼女にクリソツ(死語)な笑顔で言ってくださり、思わずキュンとしてしまいました。

でも、何よりキュンときたのは、お母様が「お父さん、私に気づくかしら?もっと大きく手を振ったほうがよいかしら?」とステージ下から、目を輝かせて応援をしていて、ああ、本当に大好きなんだなぁ、と思ったものです。

お父様お母様、娘さんは私と勝手に幸せになりますので、お父様お母様も私たちを気にせず引き続き幸せにお過ごしください。なお、何かあったときの協力は惜しみません。

これが私の考え方で、彼女と堂々と生きていきたい。

そうした気持ちの中に芽生えた、彼女のご両親に対する“申し訳ない”という気持ち。
悲しませてしまって、困惑させてしまって申し訳ない。
お母様は笑顔で接してくれたけれど、きっと複雑な気持ちで、何かに蓋をして気持ちに折り合いをつけてくれているのでしょう。

でもいつか、お父様を応援するお母様と同じように私が彼女を応援している姿を見たならば、理解してくれる日がくるでしょうか。

pe=po.jpg
The Personal is Politicalをテーマにしたマガジンpe=po


私と彼女のカナダでの同性挙式と、日本での披露宴について『pe=po』の2号に書かせて頂いたのですが、書きそびれたことがひとつあります。

それは披露宴の最後に彼女が、
「残念ながら、今日私の両親は来てくれませんでした。でも、いつか認められるように2人で頑張っていきたいと思っています」
と語ってくれたこと。
私は彼女のその気持ちが本当にうれしかった。


私達にとって、挙式はこれからの長いレースのスタート地点に過ぎなかったのだと思っています(筋肉一族風に〆てみました)。
posted by bianca at 22:16 | Comment(9) | TrackBack(0) | カミングアウト

2010年09月19日

Lの会 in Tokyo

関西で“女だらけの大規模ビーチパーティ”開催など、猛威をふるう「Lの会」が東京上陸(2度目)ということで行ってきました。

内弁慶の私は他の人が企画したオフ会にほとんど行ったことがないのです。
coochin嬢と出会うきっかけとなったGIRLS ONLY カップルオフ(今危険なワード?)、アキトさん主催のlaph(FTMオフに紛れ込む)くらいかしら。
ネット公募で集まるオフ会というのは、蓋を開けてみないとどんな人が来るのか、どんな雰囲気なのかわからないのでドキドキですね。

幹事の1人、FREECITYのFloydさんドS主催のチャリの会に来てくだすった縁。今年10月にバンクーバーで♀♀挙式を控えた忙しい中お疲れ様でした。挙式、思いっきり楽しんできてね!

Lの会は、新宿の夜景の綺麗なレストラン個室で開催。参加人数80人で、フェム率がすごく高かったわ。

今回申込時に「自分に似てるLの世界のキャラクターは?」という超難題が出されました。
これは言ったもの勝ちだわということで、私は憧れのフィリスおばちゃん、ドSは髭のアイバン。

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一緒に申し込んで決めかねてる友人達の分も、私が独断で選んでさしあげました。
それぞれ、ララ(ご近所友達)、パピ(二次会のDJ)、アンジェリカ(パピの彼女)。

lara.jpgpapi.jpgbette-baby.jpg

席はくじ引き、テーブルはそれぞれLの世界キャラで4〜8人くらいに分かれてます。
私は大好きな軍人ターシャ席!

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着席後、ああ、知らない人ばかりで緊張する・・・合コンみたいだわ。友人もドSも離れ離れ・・・あらっ、右前のボーイッシュな子すごいカッコイイわ、でもなんとなくつまらなそう?どうしようどうしようなんて思っていたら前にノリの良いお姉さまが着席。これは助かった!なんて頼まれてもいないのに場を盛り上げなくてはと勝手な使命感から脳内空回り。

隣のテーブルにNoviaNoviaのmomokaちゃん発見。真後ろにはSAI-YU★記のYUさんが。なぜかYUさん熱心に女女苑の宣伝してくれてるのだけど、自分のとこを言っておくれよ恥ずかしいわ。

そんな緊張の中、私の名札を見て、先ほどの右前ボーイッシュさんが「もしかしてブログやってませんか?」と声をかけてくだすった。うれしくて昇天しました。
席のみんなも慣れて来ると自然に話もできるようになって、ああ、日本人はこうやってゆっくりコミュニケーションを深めていくものよね、そうよね、焦りすぎだわよね私、と脳内反省。

皆が和みはじめた1時間後、テーブル対決Lの世界ゲームが始まりました。
かなりディープ。一番簡単なのでも、「ララがレズビアンかどうか試した方法は?」という問題。
答えはシェーンに反応するかどうか、と、目の前でベットとティナのキスを見せて反応を見る、というもの。幸い、うちのテーブルにLの世界スペシャリスト(?)の方がいてかなり良い成績を収めることができました。
回答はスクリーンに動画つきで映し出されたり、賞品が出たりと演出も凝っていました。

ゲーム後、自由に席替えタイム。
隣のテーブルに黒髪のオリエンタル風美女を発見したので、アタック(死語?)しに行きました。オフ会初心者で、まだ女性とつきあったことがないとおっしゃってた。
Lの会は新人発掘の場かもしれないわよ?
私はブログ読者さんを見分ける能力があるのか、偶然にも彼女は女女苑を知ってくだすってたので話しやすかったけれど、そんなことは関係なくイチから話せるようにならなくては、と思った次第です。

Twitterで知っていた方にも会えたり、懐かしい人に再会できたり。
ドSいわく、二次会もパピのDJつきで、また違う雰囲気で盛り上がったそうです。

私はララが一次会で潰れてしまったので、ナイチンゲールごっこをしていたのですが、それはそれで良い経験でした(トイレで一緒に助けてくだすった方、ありがとうございました)。
10才近く年下のララが可愛くて仕方ない私は、「biancaさん、二次会行ってください・・・」とフラフラになっているララに「何を言ってるの?!あなたを捨てて行けるわけないじゃない!」というプレイを楽しんでいて本当にごめんなさい。
友人の車で家まで無事に送り届けましたので、心配されていた方ご安心ください。

pai2.jpg × lara.jpg
2時間半介護プレイ

ということで、今回のLの会、とっても楽しかったです。
幹事の方々、ありがとうございました。次回も楽しみにしています。
posted by bianca at 12:01 | Comment(330) | TrackBack(0) | オフ会

2010年09月09日

男色と女色

今日は菊の節句だったようですね。

いつものように『毎日が記念日』を見ていると、今日は重陽・菊の節句であることから「男色の日」でもあるんですって。

菊だから男色ってそんな安直な。

でも、三島を連想させるような「男色家」というレトロな言い方、ちょっといいなぁ、私もこれから「女色家」を自称しようかしら?と思ったけれど、「女色家」も多くの場合はノンケ男の女好きを指すのよね?
しかも「男色」は硬派なイメージ(武士の固い絆など)で、「女色」は軟派なイメージ(ただの女好き)があるわよね?これは何とかしたいわ。

言葉もそうだけど、イメージっていうのは「慣れ」も重要かな、といよいよ街で多く見られるようになったアラレちゃん黒縁眼鏡を見て思います。
最近はやっとお洒落なのかも?と思うレベルに。そのうちトレンカのように自分でも平気で身に付け始めちゃったりするのかしら。

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眼鏡の内側に横髪を入れてる人もいるわよね・・・


ということで、「慣れさせる」ことは大事だなーと思うのです。
最初はギョッとしても、自分に重大な害が無ければ人は慣れるのです。
幼い頃から周りにゲイやレズビアンが普通にいたら、成人して誰にカムアウトされたって驚かないわよ。
親もそう、慣れてもらうしかない。理解より慣れてください。


■パーティ会場ではお目立ちになっちゃう
夏が終わりそうですね。
みゆき姐さんのように道に倒れて夏の名を呼び続けたいくらいには、夏が去るのが悲しいです。
そんな物悲しさに、普段は開かない迷惑メールなぞを開いてみたら、なかなか素敵な文言が。
しかもウェディングドレスと着ぐるみが一緒に売られてるってすごい店。

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このギョッとした感覚も、きっとすぐに慣れるでしょう。
posted by bianca at 23:10 | Comment(5) | TrackBack(0) | 日記

2010年09月04日

アジアの女はアタシのもの

昔々、「世界の女は俺のもの」という、ダイアモンド☆ユカイ氏の少々不愉快な副題のアルバムが発売されました。

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中学生だった私は友人と「すげータイトルだな」「ならスガハラ(仮名)ももらってやってくれ」と、オールドミス(恐ろしい死語)と言われていた女性教師の名前を出して教室で話していたのを覚えています。
今ではすっかり自分が中学生にそう言われる立場になったわけですが。
当時の自分の頭を引っぱたきたいわ。


「世界の女は俺のもの」そこまで贅沢は言わないから、「アジアの女はアタシのもの」とか、穴を掘ってこっそりつぶやきたい衝動にかられる今日この頃。
そのワケは・・・

今、まさに飛ぶ鳥を食べる勢いの肉食系K-POPガールズグループたち。
ニッポンマネーを狙って進出してきましたね。
彼女たちは、華やかなショーを見て一緒に踊るような楽しみがあります。

以前も紹介したお尻ダンスのKARA、そして私の一押しボーイッシュキャラAmberのいるf(x)。
美脚18本の少女時代。来年日本デビュー予定?おもおも(日本語訳:あらあら)ダンスが可愛いSecret・・・

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Amberのme2DAY(韓国版Twitter?)より
・・・どうしてもカップル的視点で見てしまう



「Chocolate Love」という曲は、少女時代とf(x)、2グループそれぞれのバージョンがあって、それぞれ楽しめますよ。


でもやっぱりf(x)版「Chocolate Love」


あー。オタクネタ書くと心が開放されるわ。
アジアの女はアタシのもの、とつぶやきたくなるようなアナタのおすすめアジアンアイドルをご存知でしたら、ぜひ教えてくださいませ。
posted by bianca at 14:31 | Comment(5) | TrackBack(0) | オタク的な