黄砂に吹かれまくって北京から戻ってきました。
北京の友人を紹介するとメールくだすった方々、本当にどうもありがとうございました。
私の語学力が無さ過ぎて、現地のビアンたちに多大なる迷惑をおかけしてしまったのですが、とても楽しい夜を過ごしてきました。
北京のレズビアンバーは「楓」しか知らなかったのですが、どうやら今一番HOTなバーは「1801CLUB」といって、金・土だけがレズビアンナイトになるようですので、そちらへ行って参りました。
門構えも大きい
とにかく広い。中国広い。ビアンバーも広い。バーというより、クラブ?
500人以上入るようです。
驚いたのは、1ドリンク付入場料が100元(約1,500円)。中国の大学新卒月給の平均が約4万円と言われている物価で、これはなかなか高額。
にも関わらず、20代前半と思われる女の子達でいっぱいなのはコレいったいどうしたことか。
入ると、中央で美しい女性がバイオリンの生演奏をしていました。
ボックス席もたくさんあって、ゆったり座れるのがババビアンに優しいな〜、と思ったけれども、案内してくれた人が「あんまりこういうクラブには私達のような年齢になると来ない。ここは若い子ばっかり」と言うものだから年を聞いてみると、「27才」って答えが!がーーん。
30オーバーの私達、間違いなく長老カップル。
「見えない見えない!嘘でしょう?」と世界共通のお世辞を言われるも、どっと疲れが。
「じゃあ、年配のビアンはいったいどこにいるの?」と聞いたら、落ち着いて話せるカフェでの集いやサークルもあり、アクティブな活動も盛んなようです。
そんな中国の活動を象徴するような季刊誌les+を頂いて、これも本当に内容が充実していてお洒落。
内容は、以前女女苑でも紹介した中国の同性結婚式(デモンストレーション)の様子も詳細に書かれていました。堂々と顔を出して載せてる人が多いのも驚き。
中国のレズビアンパワーを感じました。
ちなみに「日本のクラブとの違いは?」と聞かれたけれども、考えてみたら日本でクラブに長いこと行ってないわ。今どうなってるのかしら・・・。日本のレズビアン系クラブやバーは欧米人が必ずと言って良いほどいたけれど、ここでは見かけなかったように思います。
1801CLUBは思い切りお洒落したフェムも多かったし、北京の街にいる子たちより綺麗な人が多いように思いました。←レズの贔屓目。
翌日は万里の長城にレッツラゴーの予定だったので、早々に退散してしまったけれど、素敵な北京一夜となりました。
ドS撮影の万里の長城。Twitterで褒められて喜んでいたわ
中国ではスタバでWi-Fiが使えたけれど、噂通りTwitterは遮断されていて見られませんでした。google撤退の件もあり、政府の検閲はまだまだ厳しいようですが、中国のレズビアンパワーは負けないで!!と万里の長城で愛を叫んだのでした。
■ビアン川柳
ビアン通信さんとこで、ビアン川柳大会が催されてますよ〜パフパフ♪
ぜひ貴女も素敵な一句を。
ベタな北京ビアンへのお土産