先日、
HDWで知り合ったカップルさんたちの飲み会にお誘い頂いたので、ノコノコと横浜まで行って来ました。
関西方面からいらした幹事(FtMさん)が、恐ろしいエンターティナーで驚愕。
笑いが取れる男はモテるこのご時世、やっぱり美麗なカノジョさんがいらっしゃいました。
しかもカノジョさんの方もちゃんと笑いにおいて相方としての役目を心得てらっしゃる。
頭の回転の良さ、話の面白さ、話の振り方、素人のいじり方(って皆素人なんですけど)、これって天性のものなのかしら?
私がブログなどで飲み会(いわゆるオフ会)を催したときに言われることの多い台詞は
「意外と普通の人なんですね」「意外とシャイなんですね」
「意外と・・・」な、なんか、ガッカリされてる!?
もっと奇天烈なことをした方が喜んで頂けるのかしら?
何かしなくちゃ!楽しませなくちゃ!と、空回りの多い私は、今回理想的な幹事像を学ばせて頂きました。
皆HDWで結婚式を挙げたor挙げる予定の人たちなので、幸せオーラが充満していましたわ。
相手を本当に大好き!という気持ちが素直に溢れているキラキラしたカップルばかり☆
そんな中、私たちはどうやら「落ち着いて」見えるらしいわ・・・。
しかしこうやって今でこそ、ネットで簡単に海外の情報を収集でき、普段可視化されてないレズビアンとも出会え、メールのやりとりで飲み会ができたりと、本当に良い時代になったと思います。
============= ここからババビアンbiancaの昔話 =============
昔々、90年代半ば、ちょうど私が高校生だった時代はネットなど今のようには普及していませんでした。
コギャルが出始めて、ポケベルが鳴らない時代です。たまごっち(初代)がおやじっちになる時代です。
そんな時代、私は好きな♀がいたのですが、その話しは死にたくなるので置いておいて、宝島がちょくちょくやる「レズビアン特集」をよく読んでいました。
読むだけじゃなくて、スクラップとかしていました(暗い)。
たしかそこで紹介されていた、「LABRYS」というレズビアンのためのミニコミ誌を定期購読していました。
うちの母親は私宛の手紙などを絶対に開けないし、勝手に読まない人でした。だから、よく友人も私の家の住所を私書箱代わりにしていたわ。友人たちの家では、親が勝手に開けたりするからね。私が友人たち宛てに届いた手紙や雑誌を持って学校に行っていました。
その点、今は携帯があって、メールやサイト閲覧が自由にできる学生は本当に恵まれていると思うのです。もちろん危ないこともあるかと思うけれど、それは大人になっても同じこと。
出会い系で殺される大人もいれば、レズビアンであることを死ぬほど悩んで辿りついたLGBTサイト(
今はNHKサイトもあります)で、自殺を思い留まった子もいるでしょう。
情報の選び方は重要ですが、こうした知識が簡単に手に入り、多様な考え方、生き方をしている人を知ったり、実際に出会えたりする時代は昔に比べて恵まれてると思いますよ。
って、完全にババビアンの昔話&説教になっていますが、なぜこんなことを言い始めたかと言いますと、コレですよコレ。
The Personal is Politicalをテーマにしたインディペンデント・マガジン
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2009年12月創刊予定
この時代にあえて紙の小冊子。
あの、手に取ったときのわくわく感、ドキドキ感がよみがえる気がします。
楽しみです。