唐突にそんなメールを頂いたことがあります。
HappyDayWeddingsさんのようなハッピーで爽やかなところでも、その世界観を壊すかのように「bianca様とドS様」と書いて頂いて申し訳ない気持ちです。
ドSのSは、SMのSではなくて「エスの世界」のSなんです(今決めました)。
「エスの世界」とは、遠いアメリカで「Lの世界」が流行るずっと以前に日本でしっとりと流行った「シスターの世界」なのです。
今実家にあるので、細かい文言は忘れてしまいましたが、美輪明宏様著「紫の履歴書」には、こう書いてありました。
美輪様が美少年だった頃、恋人(先輩男性)と手を繋いで歩いていると、女学生から「あら、あの方たち、Bよ。綺麗ね」と言われたそうです。当時、学生が同性同士恋人(のような関係)になることは珍しくなく、女学生同士はS(エス)、男子学生同士はB(ビー)と呼ばれていたそうです。
ちなみにうちの近所に住むL友は最近できた彼女と浮かれて手を繋いでいたら、オバチャンからすれ違いざまに「レズ!」と言われたそうです。
とても長い枕でしたが、今年の第18回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2009は、トップにどどーんと吉屋信子の世界、つまりエスの世界が。
丁度今年文庫になった吉屋信子の「花物語」を読んでいた私は運命すら感じました(?)。吉屋信子は大正から昭和にかけて女学生に絶大な人気のあった作家で、作品にはエスの世界が満載です。
乙女たちの涙で溢れています。純文学としてはあまり評価をされなかった作家のようですが、今で言う携帯小説作家のようなものだと思います。多くの女子高生たちの涙と共感を持って読まれていたのでしょう。
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吉屋信子は実生活でも女性と養子縁組をしました。
L&G映画祭で取り上げられるのはとてもうれしく思います。
♀過去のL&G映画祭レポ
・2005年『The L word』
・2006年『プリカちゃん』『愛のカタチ』
・2007年『恋するアナベル』『刺青』
・2008年『漂浪青春(彷徨う花たち)』
■ダブル紀香への道
もはや交流の場ではなくつぶやきの場と化している「縁側」で、ボソッと「置き換えダイエットをしているが不味い」と書いたら、ともしらがのぷふうさんが「ヒルズダイエット」なるものを送ってくだすった。
ぷふうさんは、これで紀香バディになったんですって!?
しかし他の置き換えダイエットに比べて高いわ。さすがヒルズとか言っちゃってるだけあるわね。
でも確かに一番美味しいです。他の置き換えは水と混ぜるのが多いけど、ヒルズは牛乳だからかしら。
置き換えダイエット食品は見た目が寂しいので周りに楽しくなるものを置いてみました。
オススメのダイエット方法があれば教えてくださいな。