最近一目惚れをしなくなりました。
アノ子も可愛い、いやアノ子も素敵。いや待って!この子だって超COOL!
でもこんな私とは不釣合いかしら?
しかもとっても高そう!ああ、どうしよう?
なんて悩むのが楽しかった若かりし頃のお洋服ショッピング。
それが近頃じゃまず値札を見てしまう。
この値段なら、家で眠っている学生時代に買った服でもいいか、とあっさり諦めるのです。
「5年前に買った服が“今も現役”は女として終わってる」とどこかに書いてあったけれど、10年前のなら許されるかしら?
そんな私が少し前、久々に一目惚れをしました。
しかし高い(bianca物価基準)。
レズは将来に向けてお金貯めなきゃでしょ?
ドSも「こんな薄いピラピラのワンピースが★まんえんて!」と呆れるし、近所の雑貨屋なら10分の1の値段で似たような形のが売ってるわ。でも違うのよ。
頬に手を当てるお決まりのババビアンスタイルでため息をつきながら悩み抜いた末、結局買わずに帰った節約レズ。
服を買うのは自己満足だし、着てる服で人を好きになったりしないし、ブランドを着たからって自分がブランドになるわけでもないし、ましてまだ着れる服があるのになぜこうも次から次へと服を買い換えなくてはいけないのか、何に踊らされているのか、もっと有意義なお金の使い方があるだろう等々、自分を納得させる理屈をぐるぐると頭に巡らせていた矢先。
帰宅したドSから「誕生日ちょっと早いけど」と渡された包装紙を開けると、
かのワンピースが!
本当に本当にうれしかった。服屋では呆れてる風を装っていたのに、こっそり買っておいてくれてるなんて憎いよコノ。
服屋の店員さんに「試着しますか?」と言われたドSは「カノジョへのプレゼントなんです」と言ったという。
以前も一度そんなカムアウトをしたことがあるドS。もちろん今回も
「レズに売る服はねえ!」と追い払われることもなく、颯爽としたかっこいい店員のお姉さんは「それは喜ぶでしょうね」と言ってくれ、色々と話したようです。
永遠の30才宣言から早3年。年をあまり言いたくないのは、年が恥ずかしいんじゃない。
若く見られたいのでもない。
この年に見合う自分になっていないと感じる自分を恥ずかしいと思うから。
いつか自分の年齢を堂々と言えるような人間になりたい。
■少しでも強い人間になるために昔、精神を鍛えるために祖父から教わったこと。
1日に1回ずつ、大したことでなくて良いから
「したいけど、しない方が良いことを、1つしない」
「したくないけど、した方が良いことを、1つする」この2つをそれぞれ毎日実践する。
これは「大したことでなくて良い」けど「毎日」がポイントらしい。
例えば「ケーキを食べたいけど太るから食べない」「疲れて風呂に入りたくないけど入る」程度のことを1回ずつで良いらしい。
ってこの例、私にとってはかなり大したことなんですが。
■アニメ化されるようで吉屋信子的Sな世界を現代に受けつぐ優しい作品。
少女の同性愛もきちんと描かれています。
どんな感じでアニメになるのか期待とちょっと不安。
posted by bianca at 01:26
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日記