ただいま戻りました。
画像は、ケアンズの空港で売っていたペンダントヘッド。
買うとき、「これ意味わかってる?」「わかってますよ」
という問答を3回くらい店員の兄ちゃんと繰り返しましたわ。
最後には「日本にもいるんだー。僕はちょっと前までシドニーに住んでいてね」と、世界最大のゲイレズ祭典マルディグラの壮絶な盛り上がりについて話してくれました。彼はゲイではないそうですが、ゲイは本当にイケメンばかりで悔しいと言ってましたよ。
さて、私がケアンズにいる間、ドSと私の母は初めて2人きりで食事をしたようです。私の出国直前、ドSの同僚が亡くなり落ち込んでいたことを母に話していたので、心配した母が彼女を食事に誘ったようです。
彼女を実の娘のように大切にしてくれる母。
本当に感謝しています。
今回ケアンズで一番印象に残っているのは、夜、真っ暗闇の中をドライブしたこと。
ケアンズは車道に街灯をつけると牛やカンガルーが灯りに集まってきて車にひかれてしまうので、灯りのない完全に真っ暗闇の中を走るのです。
田舎なので、街が近くなるまで家も全くなく、窓の外を見てもガラスにうっすら映る自分の顔のみ。
まるで死後の魂が途方も無く暗闇の中を彷徨っているような錯覚に陥るのです。
そこで、ふと、私は自分の人生に後悔してないな、と感じました。
こうやってドライブに連れ出し、可愛がってくださる上司とその奥さんもいる。上司はいつも仕事のアドバイスをくれるだけでなく、私とドSのことも認めてくれ、本当に感謝しています。
人は何かを選択しながら生きていく。
何かを選択するということは、何かを捨てることでもある。
他の生き方もできるんじゃないだろうか?とか、
とくに同性と生きていくことで悩んだり迷ったりしたときはあったけれど、自分が本当に生きたい生き方を信じて、自分自身でその道を選んだのだから、私は後悔していない。
ひたむきに生きれば道は開けるんだし、この暗闇にも朝は必ず訪れるんだ・・・。
なんて、私がオセンチなドライブをしている間、ドSは2丁目で友人達と羽を伸ばしていたようです。
帰りの機内ではSEX and the CITYが上映されていました。
お子ちゃまもいるのにすごいわ。
さすがにサマンサの女体盛りの一部や、シャワーシーンのアレなどはカットされていましたが。
The L Wordも映画化されたら、機内で上映される日も来るかも?
●ハートをつなごう
今日のNHK「ハートをつなごう ゲイ/レズビアン第2弾」見ましたか?
落ち着いた、可愛くて素敵なレズビアンカップルが出ていましたね。
あんなカップルが勇気をもってメディアに出てくれるとうれしくなります。
ご結婚おめでとう!お幸せに!!
明日も8時から見なくちゃ。
このカップルではないのですが、友人が出演するということで教えてもらったのが以下。
『LGBT第1弾』
教育テレビ 10月1日(水)、2日(木)20:00〜
高校時代から知っている、とても可愛い友人なので今から楽しみです。
そして彼女の勇気にも拍手。
●あなたのご縁の縁側チャット
ケアンズに行く前にひっそりと設置したチャットルーム『女女苑縁側』に気づいた方、いらっしゃるかしら?ドSやS江も出没したようですが、あまりご新規さんはいらっしゃらなかったとか。
何か良いご縁になればと。たまに寄ってみてくださいな。
ゲイメンな殿方へお土産