2008年01月30日

『Lの世界』日本上陸の恐怖

電車にもタクシーにもTSUTAYAにも『Lの世界』が!
思わずLの世界って呼び方にも慣れてしまうほどの宣伝威力。ベット来日!!シェーンは?マリーナは?なんていう喜びと同時に、言い表せぬ恐怖をうっすら感じているレズビアンも多いことと思います。

どのようにノンケの皆様に、とくにマスコミではなく一般の方々に評価されるのか。ちょっとネットを検索するだけでも、とくにオスバカノンケ(@百合ヱ姉さん語録)のたわ言がざっくざく。
以下『Lの世界』について、俺はレズビアンを差別しない、と繰り返すノンケ男性のエントリーの一部

>どうせなら、男も味わってから同性愛にハマってほしいネ。
>一度や二度じゃなくて、ちゃんと気持ち良く感じるまで男を味わって、それでも女同士の方が良いなら、僕は何も言わない。


どうか、あなたも男を味わってから、異性愛にハマってください。
しかも一度や二度でなく、ちゃんと気持ち良く感じるまで掘られまくって男を味わって、それでも女の方が良いなら、私は何も言いませんわ。
そしてその彼の、意気揚々としたシメはこれ↓

>だって世の中の半分は男なのだから。

脱力です。ハイ、そして世の中の半分は女ですね。
ネット上の論争ほど不毛なことは無いと思っているので、もうこれ以上何も言いません。
『Lの世界』が流行ることで、こうしたことを電車の中で、社食で、リアルな生活レベルで耳にすることが多くなるのではないかと思います。

実際は、私が今までカムアウトしてきたノンケ男性の多くは頭が良く、紳士な人ばかりでした。以前も書いたけれど、「知らないで結婚相手を勧めたりしてごめん」と謝ってくれた人までいました。そして、カムアウトしたあとはもっと距離が縮まってエロ話も盛り上がり、いつも食事に誘ってくれる素敵な同僚男性もいる。

ネットで論争するより、プラカード掲げて叫ぶより、これからも私はリアルな生活レベルで、信頼でき尊敬できる周りの人に少しずつカムアウトしていけたらいいなと思う。

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薔薇の世界もオネエブーム?欲しいなぁ★レインボーローズ
posted by bianca at 23:16 | Comment(12) | TrackBack(1) | 日記

2008年01月27日

映画『ショートバス』

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男女セクシュアリティごちゃまぜMIXハッテン場込みのNYにあるサロン「ショートバス」を舞台に繰広げられるヒューマンラブコメ、という感じでしょうか。

過激とかエロとか、でもお洒落で切ない愛★みたいな前評判(今の『Lの世界』な売り方と似てるね)でDVDをやっと見ましたが、日本と湿度の違いを感じる映画でした。
日本でこうしたセックス描写を多様した映画を作ると、こんな風にカラッとイかない。「ショートバス」にもイッた後の切なさやイッたふりする苦悩、その他のトラウマを抱えた問題も盛り込まれているんだけれど、じめじめ感は無くユーモラスな泣き笑い。
日本のウェットな雰囲気も嫌いでは無いけど、やっぱり風土の違いなのかしら。ただし主人公には中国系カナダ人もいるので、視覚的には割と身近に感じることができる面もありました。
「ショートバス」のドラァグクイーンのオーナーを始め、登場人物が皆チャーミングなのも良かったです。

でもね、私が1番強調したいのはですね。ゲイやSM他、登場する様々なセクシュアルマイノリティの中に、私自身常々公言している
「カップル萌セクシュアリティ」も登場するんです!
こんなとこにまでスポットを当ててくれるなんて!!感激。
公式サイトにあるように、まさに「あなたは1人じゃない」!と。
可愛いゲイカップルの隣に住む住人男性で、彼らを窓からいつも覗き見てるのですが、2人を美しい写真にしたり、命を救ったり、危機を迎えようとする2人に胸を痛めたり、とにかく2人に憧れまくって陰からずっと見守るのですよ。

グラム好きな私にはヘドウィグ同様音楽も良かったし、女性同士の絡み描写も良かったのですが、カップル萌の心理を繊細に描き出し、陽の目を見せてくれたことが何よりうれしい映画なのでした。
posted by bianca at 00:00 | Comment(3) | TrackBack(0) | 日記

2008年01月20日

妹にするならどっち?

ただし片方は男性。



どっちでもいい!妹欲しい!
ということで、あの日記以来、中国人の「飯食ったか?」の挨拶同様に、開口一番「風呂入ったか?」と私に言う皆様、ありがとうございます。
入ってます!

私、スパとか温泉は大好きなんですよ。
テーマパークのような感覚で。渋谷の爆発したレディースオンリースパにもよく行ってたしね・・・って汚レズ返上必死すぎますか?

ところでレズビアンが女湯に入ることについて、眉をひそめるノンケの方がもしいたら言いたいのですが、レズビアンは女性を好きな女性ではありますが、男性とは育った過程が違うため、女性の身体は自分のも含めて見慣れてるし、皆で着替えることは日常茶飯事、この点で女性の裸は非日常ではないので、男性のように覗き願望や女湯で興奮するようなレズビアンは非常に少ないと思います。
もちろん好きな女性の裸は見たいけれど、女性の裸を見るだけで条件反射的に興奮、という図式は成り立ちにくいのではないかと。
それに例え興奮しても何かしなくては罪にはなりません。
ゲイの男性も同じではと思うのですが、ハッテン場などの存在を考えるともう少し短絡的なのかしら。

以前、MTFの友人2人と一緒にお風呂に入ったことがあります。
彼女たちは私の身体を見て「やっぱり天然は違うわね〜うらやましいわ〜」と言ってくれたけれど、全てを天然のまま放置している女体より、指毛から胸の大きさ・形にまで気を使ってるMTFの身体の方が美しいに決まっている。美輪様著書『紫の履歴書』には「女であることに胡坐をかいている天然女より、私たちのほうが殿方にモテる理由」が書かれていたけれどその通りですね。

それに、どれだけの人が天然と人工を見分けられる?
妹にするならどっち?アナタは見分けられましたか?

ということで、私は妹にするなら可愛いMTFウエルカム!です(向こうが姉にしてくれるならば)。

■タクシーが『Lの世界』
昨日今日と都内のタクシーに乗ってびっくり。助手席背もたれ部分の広告にデカデカと『Lの世界』広告が!とうとう来ちゃうか。映画祭で見た現実版「Dの世界」ももう一度見たいわ。

■私のリンク紹介E
●のびしろのながさ
ごろごろパワーで落とした元ノンケの彼女さん(しかも私の憧れ!始まりはスクールラブ)との日常をほのぼのと、ときにはエロごろ全開で描いているごろごろさんのblog。長くつきあっているので安定感があり、読んでいてほっとさせてくれることも多く、身近な雰囲気も魅力だと思います。

●I can't even drive straight.
海外のレズビアン情報をセンス良く紹介してくれるNINAさんのblog。目の付け所がとにかく面白い。英語が不自由な私にもわかりやすく意訳付での紹介はとても助かります。
posted by bianca at 22:43 | Comment(11) | TrackBack(0) | 日記

2008年01月15日

タチ尊ネコ卑

ノンケの男女カップルがジェンダーレスになってきているのに比べて、ビアン子のバリタチさんは頑なに亭主関白といいましょうか、男尊女卑な思想が残っている人が割りに多い気がしますがいかがでしょうか。
相手の女性らしさにとてもこだわったり。
個人の好みなのだから別に良いし、三つ指ついて三歩下がってそんなバリタチさんについて行きたいファンタジーを持ったバリネコさんにはお似合いとは思いますが。

私の彼女もそこまで極端では無いにしても、恋人には女らしくして欲しい、例え自分には許せても相手には許せないことが色々あるようです。例えばオナラや鼻をほじったり部屋を裸でうろつくなど、1人きりなら誰でも(?)が自然とこなす行動の数々。
それはまぁ我慢できるのですが、私にも譲れないものがあるのです。
それは疲れ果てて帰って来たのに、頑張って風呂に入ること。
そのまま寝ようとすると
「信じられない!女じゃない!汚い!風呂入れ!!」
と彼女とのバトルが始まります。
次の日に入ったって良いじゃないか。フランス人は毎日風呂入らないよ。よく知らないけど。
それを顔だけは洗え、せめて足は洗え、お尻洗え、そこまで洗ったなら風呂入れ!って、本当うるさい。
女性はみんなお風呂大好きしずかちゃんだという幻想は捨ててくれ。
無理して風呂入って髪洗ったらそのまま吐いたことあるし。

なんて年中彼女とやりあっているのですが、昨年の年末、同じようなバトルを繰り返しているという一見タチ風×ネコ風のカップルとお知り合いになりました。同じように一見ネコ風の方が風呂嫌い同盟。
いるものですね。本当にうれしかったです。
「我々は風呂に入ることを強制されたくない、私の身体は私のもの、好きなときに洗う」
という自由を主張し、我々はこれからも戦っていく所存です。

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自分を激励するための小道具の数々

■私のリンク紹介D
●Nurekobuta with her girl
私がリンクさせてもらっている中で間違いなく1番人気のあるnurekobutaさんのblog。しっかりとした考え方や生き方の現れた文章+爽やかエロあり、どうしたらこんな風に書けるのかしら。尊敬しています。

●トランスの部屋
MTF倖さんのサイト。遠距離のため1度しかお会いしたことはありませんが、美容のことを話し出したら止まらない。わからないことがあるといつも彼女の元へ聞きに行きます。

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posted by bianca at 00:00 | Comment(15) | TrackBack(1) | 日記

2008年01月06日

新年快楽

明けましておめでとうございます。
中国語では「新年快楽」。
今年も皆様にとって快楽弾ける年になりますように。

既に昨年のことになってしまいましたが、世の中が浮かれまくっているクリスマス、私の彼女もちょっと感染してしまったのか、表参道のジュエリーショップにて、「彼女へのプレゼントなんです」と見知らぬ店員にカムアウトしたらしいのです。
店員は一瞬「えっ」という顔をしたそうですが、懇切丁寧に接客後「素敵なクリスマスをお迎えくださいね」と笑顔で見送ってくれたそう。
そりゃ「レズに売るアクセはねぇ!」なんて追い払われるようなことは無いかもしれませんが、あの完全クローゼットだった彼女が母親にカムアウトしたあたりから随分度胸がついたもんだなぁ、と実感する1年でした。

今時都会のアクセサリー店員は、それこそゲイカップルがペアリングを買いに来たりすることもあるでしょうから、それほど驚かないのかもしれませんね。
「自分用」などと嘘をついてもサイズが違うし、誰へとは特に言わなくても良いのかもしれませんが、男女のカップルならば話の流れ上自然に出てくる言葉なのだから、特にごまかす必要もないかな、と思います。
それで店員に「世の中には色んなカップルがいるんだなぁ、同じように大切な人にプレゼントをしたい人もいるんだなぁ」なんて思ってもらえれば、渋谷をパレードして歩くアピールと似た効果はあるのではないかと思った次第です。
しかしそんなリブ思想など皆無な彼女のことだから、今回は自然に口に出たのでしょうが、相談する店員にごまかしたりしなくても良い時代になったのかしらと思うと2008年はいよいよ『Lの世界』の年かしら?なんてこじつけてみたり。

あともうひとつうれしかったことは念願のサンタ衣装を着ました。
女装子気分で、着ているだけで気分が上がりますが、周りに気を使わせるイタさがまた申し訳ない。普通と違う格好をしていることに対して「綺麗だね」とか「可愛いね」と言わせることを強要しているようなのが申し訳ない。でも着たい。でも恥ずかしい。そんな葛藤。こんなに葛藤してサンタ衣装を着る人が他にいるだろうか。いやいない。
そんな感じで私が着た後に、ピチピチの若レズや正統派美女、私よりパワーアップして昭和アイドルになりきった演技派ビアン子たちが回し着をしてくれたので救われました。
今年は更に念願だったセーラー服を着たい、というどうでも良い目標を持って頑張ります。
ということで、今年もよろしくお願いします★

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オーバー30な女装サンタとシュールなキティケーキ
posted by bianca at 23:17 | Comment(11) | TrackBack(0) | 日記