2007年12月15日

上海LesbianNight

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先週、上海市内にある“紅色加油駅-REDSTATION-”というレズビアンバーに行ってきました。

周りに知れ渡ってしまい場所を変えることが多いんだよ、と友達が言っていたので、どれだけひっそりと運営しているんだろう?と思いきや、入り口にはドーンと“LES Nigth”の文字のフライヤーが貼ってある大らかさ。こりゃ知れ渡るよね。
なぜかプードルを抱えたフェミニンな女性が受付をしていて、30元(約450円)を支払うと、横にいるガードマンのような男性から手の甲に紅いスタンプを押されて入店。

やはり中国は大きい。MAXで200人は入るという巨大な店内には、20歳前後の若ビアンが多く、中国の街にいる子たちよりも平均的に皆お洒落。
ボーイッシュ系よりもフェミニン系が多いのは、近年のボーイッシュブームの中国からすると不思議でしたが、タチネコを分けない不分(リバ)が主流だとか。

ソファーがあるボックス席がいくつもあって、テーブルごとに友達同士でボトルを数本買って自分たちでソフトドリンクなどで割って飲んでいました。
ダンスフロア、DJブース、ステージもあり、ステージではポールダンスをしたり、TOMBOYが歌を歌ったり。歌の最中に下から花火が吹き上がる演出も。
底抜けに明るくてフレンドリーな子が多く、私が日本人だと分かると
「日本語を教えて!アノ時の“高潮”はなんていうの?」
と聞かれ、答えると
「イクイク〜!キモチイィー!」
と妙な日本語を皆で叫びながら踊りだしたり。スキンシップも激しくて、チューをしてる子たちもあちこちに。エロ可愛い上海ビアン子たちに私の鼻の下は伸びっぱなしでした。

紅色加油駅は週末に限りレディースオンリーですが、平日は男性も入れるのでゲイメンも多いとか。上海にレズビアンバーはもう1店あって、客はふたつに分かれるそう。
現在は中国でも北京や上海や成都などの主要都市にはレズビアンバーがあり、週末はどこも賑わうようです。

しかしいくらマイノリティに理解ある都会とは言っても、実際は普段抑圧されてるからこそ週末は皆こんなに弾けちゃうんだよ、と友達は言ってました。とても可愛いカップルが多くて微笑ましかったので、彼女たちがこれからもずっと仲良く幸せに生活していって欲しいと願うばかりです。

日本に戻ると、成田空港で彼女が待っていてくれました。
何年つきあっても、出張の度にこうして空港まで迎えに来て荷物を持ってくれる彼女の優しさに、胸が熱くなりました。帰りのリムジンの中で早速「アド街2丁目特集録画しといたよ!でもレズバーは全然出てこなくてさ」とワンセグで見せてくれるレズレズしい彼女が大好きです。

のちに上海でお世話になった友達にお礼のメールをすると
「私たちはビアン家族でしょう?遠慮しないで」と書かれていました。
“ビアン家族”には笑えましたが、これからも世界のビアン家族に会いに行きたいと思います。大家族になるわね。

■私のリンク紹介 第4弾
●BLND
みやきちさんの頭の良い文章に夢中になって貪り読んだサイト。とくに怒涛のエッセイは必見です。読むだけで頭がスッキリ視界が広がり、こちらまで頭が良くなったような錯覚に。

●mix-juice
カップル萌の私なのですが、実は露出狂垂れ流しラブラブカップルblogは苦手。が、ここのお2人は客観さを持ち合わせている上に、不倫についてなどのエントリーも読み応えがあり、2人で乗り越えたいくつものことが冷静に書かれているので好きです。

●The Marilyn Blog
美意識の高さが溢れ出ているので、とても憧れるものの腰が引けてしまい、リアルで会いたいような会いたくないような不思議な存在のマリリンさんのblog。木陰からそっと覗き見ていたいけれど、なぜか女女苑を気に入ってくれているようなのが心底驚きと恐縮なのです。フェロモンが匂ってくる文章にあやかり、いつか堂々と会えるような女性になりたいと思っているのですが・・・。

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posted by bianca at 00:00 | Comment(335) | 日記

2007年12月04日

新宿2丁目で中国語会話

上海のEddy's Barというゲイバーに行ったとき、ゲイメンズが集まって教科書を広げ、キャッキャッ言いながらお酒を飲みつつ英会話の勉強をしていました。
店長のエディさんが、「今日は英会話の日なのよー」と言っていて、あ〜こういうのいいなぁ、と思っていました。
そうしたら先日、「2丁目で中国語会話をやってるよ」と友人に誘っていただいたのです。

浮き足立って2丁目に行ったら、案の定迷ってしまい「初回なのに遅れてしまうなんて・・・」と途方にくれました。

が、転んでもただでは起きないレズ根魂。向こうから、中性的で素敵な、明らかに玄人な感じの女性が歩いてきたので、飛んでいって道を尋ねると
「わからないなぁ・・・お店で調べてあげるからおいで」
と言ってくれたので、わくわくしながらついて行きましたら、マドンナの店員さんでした。
色々と地図を出したりしてとても親切に調べて頂いている間、中国語会話のことも忘れてお店の様子を観察。ゆきあたりばったりな私の人生。

中国語会話には辿り着けたのですが、ゲイバーとばかり思っていたら、貸しスペースでのレッスンでした。たまたま2丁目でやってる、という感じで「2丁目ならでは」の会話などは無かったのは残念ですが、やはり2丁目はテンションが上がります。
飲みだけではなくて、こうした生活に密着した催しものも色々やれる場所が2丁目に増えたらうれしいなぁ、と思います。

※ちなみに上海のEddy's Barは、上海中のイイ男が全部集まって来たのか?というようなメンズばかりでした。取引先の中国人男性が、「中国のイケメンは皆ゲイだ」と言ったら、その場にいた男性たちが口を揃えて「sorry,I'm a gay」と冗談を言ったのを思い出しましたが、あながち嘘ではないかもしれません。

■私のリンク紹介 第3弾
●百合な日々
百合文献を網羅しているサイト。雨傘さんはノンケの男性だそうですが、私もリアルレズビアンであることとは別の次元で、ファンタジーとしての百合好きなので、お世話になっております。

●女
ノンケキラー、syuppeiくんの日々のblog。もう何年も昔からネット上で知っていて、画像を送ってもらったこともありますが、色白の少年のような女性でした。いつかお会いしたいと思い続け、今年も過ぎてゆきます。

●As a Rainbow
難解で何を書いてるのかわからない、と体育会系の私の彼女が言う、coochinさんのblog。読み応えあります。美女。しかも漫画の才能まであったようで、私と彼女をなかなか正直に描いてくれました↓

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posted by bianca at 00:00 | Comment(8) | TrackBack(0) | 日記